毎日と僕

夜0:27に宿題のレポートをやるために机に座ってて少し机の電灯は明るすぎて外は曇りで星は見えなくてヘッドフォンからは買ったばかりの気だるいアニメバンドが歌っててナントカ委員の先輩に手紙書き終わってメールのランプが光って可愛いあの子から用件メールが届いて窓に目をやると映るのは髪を切ったばかりの疲れた僕の顔。





どうして涙が出そうになるんだろう?


どうして少しだけ涙がこぼれたんだろう。



きっと僕は手に入れすぎた。憂う理由も見つからない毎日を憂う。



「自分の足で歩かなかったのにな。

流されつづけていたのにな。

ここはとってもいい場所で、居心地がよくって。

抱えきれないくらいのいろんなものがあるから。」



憂う理由も見つからない毎日を憂う。さっき流した涙はもう乾いてしまった。




もう一度窓を見つめる。僕の目は、相変わらず死んだままだけど。