邂逅

今日はぽつぽつとした雨が空気を白く染める中、あの伝説のきりかぶ(元g-grave)の管理人である、taks君とばったり出会ったのでお話してきました。「大学生ブログランキングの上位ってけっこう微妙だよね」みたいな、毒舌トークをなかなか楽しみました。彼は結構自分を冷静に見れていて、「太字とか雰囲気で笑わせてる」こととかしっかり自覚してたり、「ランクは読者層で変わるから、面白さとは直接関係ない」みたいなことも言ってて、やるなあって思いました。敵をつくりやすい笑いのスタイルだと思うけど、頑張ってほしいな。彼に「so-naで検索すれば出てくるよ」って言っておいたけど、はたして見てるかな?


ところで僕も、ふと、このブログの文章のクオリティを冷静に見つめなおしてみました。すると・・・何か憂い事を抱え、それから多少の時間がたつ。そして、その濁った藍色の憂いが少しずつ薄まってきて、透き通った水色になるころ。そんなタイミングでいい文章が書けている気がしました。詩が思いつくタイミングもそうなんですけど、心を占める何かに振り回されている真っ只中から、一歩後ろに下がって、自分の感情を手にとって眺められるようになったころにいいものが書ける。そんな風に思うんですね。あくまで「傾向」の話なんですけれど。


さてと、外からはまだ雨の音。こんな夜には、最近借りてきたBLANKEY JET CITYのヴォーカル浅井の、この上なくエロい声が合うなあとか思いながら。借りてきたベスト盤『BLANKEY JET CITY 1991-1995』で一番好きだった曲の季節外れな歌詞をフェイドアウトに使って、今日はお休みなさい。

真冬にコートを着込んで 友達と二人で いろんな話をしながら
道を歩いていくのは好きだな 冷たい風が吹く
明るい光の中で 吐く息は真っ白さ
ところどころ雪が残ってる乾いた道を 両手はポケットに 襟を立てて歩いていく
まだ昼の12時過ぎさ クリスマスの4日くらい前
その友達は綺麗な心を持ってる
鼻を赤くしながら 楽しそうに話してる

ライラック/BLANKEY JET CITY