夏の冷蔵庫の中にあるきゅうり

最近、毎日の感情の振れ幅が大きい。舞い上がり、舞い下がり。
まるで必死にダンスを踊っているかのように、僕の感情は激しいステップを踏んでいる。


格好つけて言い過ぎたか。こうして本質から、少しだけ遠ざけて書くのもいつものこと。
それをどうしたいとか、こうしたいとかじゃなくて、ただそれを事実としてこぼしたい。


村上春樹の小説の中の女の人が、「注意深くなることが大事なの」って言っていた。
だから僕は、その小説の主人公のように、
混乱したときに「夏の冷蔵庫の中にあるきゅうり」について考えてみる。


少し落ち着いた。


音楽を聴いているとき(特に電子音楽系)、
音に明確な輪郭を感じたり、色を感じたりすることがあるけれど、
感情をこぼすときもそんな感じがするかもしれない。
今日のそれは、少し濁ってでも透明な、いびつな円形の感情かな。
ふと思った。





そんな今日の夜は、今からZAZEN BOYSのライブを見に行きます。
電車の中では、久しぶりに「風の歌を聴け」でも読もうかな。
二度目だから、ライブレポートは書くか書かないかは分かりません。


では、行ってきます。