のだめカンタービレ最終回と

ぐっすりと昼の12時まで眠って、こたつに入りながらのだめの最終回をもう一度見る。
正直昨日の時点では、本番前にみんなが一言ずつ言うシーンは、
なくても良かったんじゃないかとか、いろいろ文句も出てきてたんだけど。


ももう一回じっくり見てみるとやっぱりいい最終回だったなあって思う。
のだめを後ろから抱きしめるシーンはもはや反則だし、
(昨日あのシーンをパソコンの壁紙にした人が、100人ぐらいいるだろう)
オーケストラの演奏が終わったたらすぐエンドロールだったのも、
さっぱりしてて良かった。もしあの後にみんなが一言ずつ言うシーンがあったりしたら、
僕は全然違う感想を書いていたかもしれない。


それにしても、カルメン幻想曲はやたら格好よかったし、
ベートーベン交響曲第七番はとてもドラマチックな曲だった。
役者の人達も、弾いているフリをしているとは思えないくらいに上手に見えて、
清良のヴァイオリンなんかは本当に引いているようにしか見えなかった。
唯一さしかえの効かない千秋くんの指揮もかなり上手だった(ように素人目には見えた)。
あのサントリーホール(このホールもまたすっごい格好いい造型)のオーケストラシーンは、
こういうドラマとか映画としての音楽表現とは思えない、レベルだったように思う。
あの場面がもっと長くても良かったくらい。交響曲第七番って、本当は何分あるんだろ。


願わくば、のだめカンタービレ「フランス編」も作られないかなとか、気の早いことを思ったり。
役者の八割が外人になっちゃうし、かなり無理があるとは思うけど、実現しないかな。
久しぶりにドラマに夢中になった。
今年の僕が見たドラマの中ではダントツ一位!