久しぶりに、日記を書こう。

最近創作系の記事ばかり書いてる。もう一つのブログのほうもそうだし、
こっちにも「Emotion1,2」を書いた。この話、実は6月ぐらいに思いついたんだけど、
その時は日記シリーズ連載の真っ最中だったので、ずっとお蔵入りしてた。
今回やっと書けて良かった。感想はmixiのほうでちらちら貰ったんだけど、
本当はもっと欲しいなとか思っちゃっているので、よろしければこの日記のコメント欄にでも。


僕の中では泣ける話のつもりなんだけどね。なんか、ロボットの純粋性って好きだから。
プログラムされたことしかしないから、当たり前なんだけどさ。



ところで、今日は日記でも書こうと思う。なんとなく。なんの変哲もないやつを。



今日は朝起きると、友達が迎えに来るまで、
ずっとSUPERCARの「HeLP」(「OOYeah!!」収録の隠れ名曲)のRemixを作ってた。
最近、自分の声を取り込めるマイクを買ったから、そのトラックに
自分の声をのせてみようと思ってる。でも、それを作り終わる前に友達は迎えに来た。


これから地元の公民館にあるスタジオを借りて、ちょっと練習というか音を鳴らしに行くらしいから、
僕は着いていくことにした。といっても、僕は何も楽器が出来ないから、
なんか歌える曲の演奏が始まったら歌をそこに乗っけるだけ。
せめて、「HeLP」のリミックスが出来てれば、
そのヴォーカルを録るという意義が生まれてきたはずなんだけど……。


友達が演る曲は、主にブランキーとかROSSOとかザゼンとかそんな感じ。
特に歌ってて気持ちが良かった曲は、
ブランキーの「ライラック」とか、ザゼンの「半透明少女関係」とか。
ベースorギターandドラムで、つねに楽器が一つ足りないんだけど、
生音演奏に歌を乗せるのは、やっぱり、とても気持ちが良い。
でも友達はとても意地悪だから、僕が気持ちよく「メロディーフラッグ」を歌ってる時に、
突然曲を「ディズニーランドへ」にすりかえたりするからタチが悪い。
まあうろ覚えで歌ってる俺が、どうこう言うことでもないけどさ。


そんなこんなで家に帰ると、試しに録音してみた今日のセッション(もどき)を聞いてみた。
そうしたら自分の声が恥ずかしくて聞けたモンじゃなかった。
普段自分が聞いてる声っていうのは、いろいろなところから反響した後の声で、
他人に聞こえてる声とは違うって言うから、当たり前なのかもしれないけど、
そう自分の頭に何度も言い聞かせた後ですら、恥ずかしくて聞けない。自分の声は、例えるなら


「酔っ払った木下君(ART-SCHOOL)が無戒(ザゼン)の真似をしてミスった」


みたいな声だった。これじゃあ、ヴォーカルなんておこがましくてできやしないよ。
このやろうという気持ちを込めて逆再生してみたら、そっちのがちょっとした
ポストロックもどきになって気持ちよく聞けたりした。


その逆再生「メロディーフラッグ」を聴いていたら、いつのまにか一日は終わった。
自分の声にがっかりしたから、「HeLP」のRemixはお蔵入りになりそうだ。
今度は彼女の声でも録らしてもらおうかな。
はあ、ベンジーやチバみたいな声がよかったな。煙草をたくさん吸えばなれるのかもしれない。


うん、多分なれないし、僕は煙草は吸わないや。



METAL MOON
「綺麗な首飾り/Blankey Jet City