知る事についての日記。

もう一つのブログと比べると、更新頻度は減っていって、更新してもゆるゆる更新。
一日に来てくれる人の数は減ってしまったけれど。
でも、カウンターを覗いてみると、
なんだか一まとめに過去日記を読んでくれている人がいるらしいことを見つけて。
そんなわけで今日もまた、たんぽぽはわたげを飛ばし、僕は文章を飛ばします。



最近は、RADIOHEADUNDERWORLDSigur Rosfishmansを聞いている。
未だに「LET DOWN」を聞きながら大学構内を歩いていると、
不意に涙に襲われそうになったりするから、
まったくトム・ヨークと来たら油断もすきもあったもんじゃない。


音楽だけじゃダメだろってことで「人間失格」、「五分後の世界」、「水に似た感情」……
そんな感じで文学と言っていいはずの本達をお古で仕入れては見たものの、
結局読んでいるのは「刀語」や「不気味で素朴な囲われた世界」。
これじゃあ文学少年は気取れないんだけど、まあ本はファッションじゃないし、
僕としてはクリミアを、暴君アシュナードから救う事のほうが一大事で、
まあ現実とファイアーエムブレムの区別はつけようねって話。
(※ちなみに「蒼炎の軌跡」を今日クリアしました)


そうだ、「不気味で素朴な囲われた世界」(ぶきみで そぼくな かこわれたせかい)の
続編が出るらしくて、そのタイトルがこれまた凝ったヤツで、
「歌舞伎見でこそ僕、なんか壊れた世界」(ぶきみで そぼくな かこわれたせかい)
とかいうらしいですね。生粋の歌舞伎好きな主人公が「なんか壊れていく」話だとか。
まあこれはもちろん、真っ赤な大嘘ですが。言ってみたかっただけです。ごめんなさい。
(※本当は「君と僕が壊した世界」が続編で出るらしいです)



そんなこんなで最近はよく、「知る事」と「知らない事」について考えてます。
知っている事は多いほうがいいのが当たり前だけれど、
知らない事が多いほうが人生って楽しくないかなあ?とか思ったり。


インターネットを巡っていると出会う人がいて、その中には
「知識を増やしすぎてそれに囲われて身動きが取れなくなった人」もいれば、
恋空の感想に「感動できない人って心が枯れてるんじゃ?私も高校生で子供生みたいー」
なんて書き込む、必要な知識が足りてない女の子とかもいて。
結局これもバランスが大事で、知りすぎも知らなすぎもよくないのかなあと考えてみる。


まあ、僕個人の問題で行けば「知りすぎ」な状態になるほどの知識量には、
まったくと言っていいぐらい足りないんだから、
知りすぎた事実に縛られて何も動けなくなる心配はまったくないんだけど。
つまり、こんなことを考えても意味なんかないんだけど。


意味なんかないから、それが楽しくて考えてしまう。そんな一日。