この曲が終わったらね

夜中に先週期限までに終えることの出来なかったレポートをやっていたら、
すごく悲しくなりたい気分になって、センチメンタルで綺麗な曲ばかりかけてるんだけど、
どうにも泣けないのは何故だろう。無理やり悲しくなろうとしたからだな。


コールドプレイのポリティックは感動的な曲だ。
結局は愛が欲しいんだって、それだけのことをとてもドラマチックに歌ってる曲だ。
例えば今、僕の後ろに彼女がいたらどうだろうか?
とてもいいにおいがするかもしれない。
柔らかい二の腕が僕の頬に当たるかもしれない。
キーボードの上でじゃれあっていたら、いつのまにかレポートができてるかもしれない。
最後のは残念ながらありえないな。まったく、やれやれだよ。


こんなに悲しくなりたくて悲しい曲ばかり探しているのは、きっと最近彼女が優しいからだ。
いやごめん、嘘。それっぽいことを言ってお茶を濁そうとしただけ。
でもなんか優しいと悲しいって仲良しな気がするよね。
やさしい、かなしい、やさしい、かなしい、やなしい、かなしい、やらしい。
まったく君は、やらしいーんだ。さっさとレポートを終わらせなさい。


分かったよ、この曲が終わったらね。