2005-10-02 音が鳴るとき。 Poem 音が鳴る風景で僕はいつもやりたいことをやろうとする 音はよりリアルに現実を伝え 音はキレイな世界を僕に届け 僕は机に座り エアコンの音に耳を澄ませ ああ 時間がこぼれていく 時間が盗まれ ぼやけ 音に吸い込まれ ノートを開けば くしゃくしゃになった鉛筆の線とこんなたわいのない詩が 君はなにをしていたのと なにもしないをしていました なにも時間を使わなかったのです 今が減っていくのをながめて 不思議な満足感とイライラをつのらせ 音に耳を傾け ああ 時間がこぼれていくんです