祭りの後の切なさに似ている。

スイマセン。目標達成できませんでした。でも、詩を書き始めたら、止まらなくなって完成してしまったので(詩って書こうと思って浮かぶモンじゃないんですよ)、もしかしていけるかな?と思ったんですけど。恋愛感についてのコラムを書き綴っているときに、なんだか言葉の迷路にはまり込んでしまって、どうしようもなくなったのであきらめました。きっと僕には、生きた経験が足りないですね。頭の中で哲学者のように理論を構築していたところで、結局あの子の笑顔にはかなわないんだから皮肉なものです。愛だの恋だの。


まあ、そもそも「ZAZEN BOYSⅢ」のレビューを書き直して載せるのはわりと反則気味ですけど。まあ、でも批判から絶賛に180°転換しているんで、よろしければ読んでみてください。


今日は何もなかった一日。しいていえば、のだめカンタービレを11巻まで読めたのは良かったですけれど。ああ、僕にも才能が欲しいな。きっと天才には、僕らには計り知れないほどの苦悩が待っているんだろうけれど、一度くらいは「芸術のために生まれてきた」っていえるような人生を歩んでみたいものです。人間って、生存活動に関しては本当に退化してしまった生物だから。例えばゾウリムシ。僕らみたいに、恋焦がれて、夕暮れ時の電車の中で、切ない音楽を聞きながらあの子のメールを待ったりしなくても、自分で自分を増やしていける。


そうやって生き残ること自体にはどんどん無執着になってしまった人間が、他の生物に勝てることがあるとしたら、芸術ぐらいのものです。だからこそ、「生きる」ということに関してはこんなにも無関係な芸術が、人は愛しくてしょうがないんじゃないだろうか。そんなことを思った2月の午後。のだめからとんでもないところに着地しちゃいましたけど。まあいいや。明日から何をしていこう。とりあえずThe Prodigyのライブは楽しみだけど、それが終わったら?その2日後には、バンプのライブがあるけれど、それが終わったら?


ああ、どうしよう春休み。待っていても何も来ないし、欲しいものはまた、指の隙間からこぼれていく。