外人さんのお話。

エイプリルフールに何かしようかと思っていましたが、二つの理由で断念。一つ目は、とある壮大な計画が、とある理由で実行できなかったこと。二つ目は、友達から借りたドラゴンボール完全版を読みふけっているうちに、一日がいつのまにか過ぎてしまったことです・・・なんというか、二つ目が非常に深刻な気がします。でも、僕の世代でドラゴンボールを一回も読んだことがなく、アニメすら一度も見たことがないのは、軽く非国民に近いものがあるので、頑張って読みます。そして、友達がドラゴンボールトーク始めたときに、クリリンのことかー!!」(←存在だけ知ってる名台詞)って叫びながら話に入っていけるように(冗談ですよ)頑張ります。


というわけで、今日はなんの変哲もない日常を。





僕は服を買いに、友達とパルコに行きました。電車にのっていくわけです。そのとき、僕のとなりに、まあ日本人っぽい普通なおばさんが座りました。向かいには(まあ日本人っぽい)夫らしき男性も座りました。
すると、彼女は突然僕に言いました。


「Are you going to Nagoya station?(貴方は名古屋駅に行くつもりですか?)」


英語ですね。予想外です。とりあえず口をついてでた言葉は「・・・ノ、ノゥ。」。大丈夫だ。これでも僕は、今まで頑張って勉強してきた(ような気がする)大学生(に一応分類される存在)なんだ。これからどんな英語が出てきても、完璧に受け答えできるはず。さあ・・・来い。


「How many stationナンタラカンタラ(名古屋駅まで何駅ありますか)?」


よ、よし聞き取れたぞ。さて返答をしなくちゃ。何駅だったっけ。そんなの知らないよ。
多分5から7駅だったはず。


「あー、fiveからseven。」


・・・失敗した。「から」ってなんだ「から」って。日本語だよ。「or」使えよ。それか「about seven(約七駅)」とかそういう表現があるじゃんか。


そして僕を、全然英語の分からない無知な青年と解釈した後の、夫婦の会話を僕は聞き逃さなかった。


「彼、今日本語言ったよねー。『から』って日本語だよねアハハ(英語で)。」
「そうそう、日本語だよねアハハ(英語で)。」


ちゃんと聞き取れました。(ま、上のは誇張表現で、彼らからは実際そんなに悪意は感じられなかったので、むかつきませんでしたけど。どっちかっていうと自分にあきれました。)


まあとにかく、取り敢えず聞き取りと解釈はちゃんとできるんですよ。超初歩英語だし。しかし、気の利いた返答が全然思いつかない。僕、会話コミュニケーション能力が欠けてる。実に一方通行。その後も、金山に付く直前「ここが名古屋?」「金山の次が名古屋?」って聞かれて。「ノゥ。」「イエス。」だけで突っ切りました。「ここが金山で、その次が名古屋です。」の「その次」という英語表現が出てこなかった。ああ、力不足かな。


奥さんには、金山で降りるときに笑顔で手を振られました。僕も笑顔で軽く頭を下げました。ゴメンナサイ・・・私、役立たずでした。菊次郎くんのように、自信満々に外人さんとコミュニケーションできなかった・・・彼なら、もっとうまく答えてたんですかね。


英語の勉強しなきゃな。