Re-birthday

悪魔と僕が手を取り合って生まれた日から12番目の夜
月と星と夜の海を戯れ
透き通った言葉達の落とす青
僕の心を澄み渡らせていくのは
古い絵の片隅で舞い上がった羽根
それを少しの音楽で美しく染めるレコード
長い間悲しみを求めていた僕の心の
ほんの小さな隙間を見つけて暖かいメロディで埋めていく
それは君のえくぼ






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レオナルド・ダ・ヴィンチは、誰にも知られたくない言葉を、
自らの絵に、鏡文字として入れ込んだ。


僕の大好きな、あの夜にだけ知らせたい、
そんな言葉があったって、いいじゃない。