今日も暇で暇で、正確に言うとやることはあるんだけど、それをやる気にならない夏のとろりとした空気のせいで、暇で暇で。塾講師のバイトが夜にあることに安心したぐらいで。
その塾講師に向かう夜7時の町並みを、RADWIMPSの「25コ目の染色体」を聞きながら疾走していると、ふと思った。夜の海に行きたい、と。
思えば去年の実行委員としての旅行。今思うと人間関係的に溶け込めてない部分もあって、いい思い出ばかりではないけれど、そのとき見た夜の海の突き放した美しさはずっと心の中に残っていて。あんまり風景とかには興味がない僕の、花火では隣の浴衣姿に目がいってしまう僕の、心の中になぜか残っていて。
そして思うのは「風の歌を聴け」の中のワンシーン。ひたすらに酔っ払って、車を公園の柱にぶつけて、それでもまたビールを買って、友人の鼠と二人で飲んで。飲み干した空き瓶をみんな海に思いっきり放り投げる…そんな歪んだ青春模様。素敵だと思いませんか。
というわけで、僕は夜に車を運転することを許されていないので、誰か僕を車で迎えに来て、海に行きませんか?もちろん夜十時ぐらいに。突然メールで誘うとかだったら、なおなんだか刹那的かつノープランな感じが情緒を増します。よろしく。
僕ら、青春ノイローゼ(jolynさん的表現)。
笑った友が今日も 「ちょっくら死んでくるわ」と言った
そしていつものよう 僕は左手を振った 「またね」