ツンデレトーク(feat.化物語(下))

「ちょっとあんた、何やってるのよ」
「俺なんかいけないことした?」
「折角最近、まあ理由は良くわからないけど、訪問者増えてるんでしょ?」
「そんなこともあったりなかったり」
「じゃあ今流行のRADWIMPSのレビューを書くべきでしょ。
伝きりのtaks君も最近好きだとか言ってたし。時代に乗りなさいよ」
「いや、KASABIANも最近だし、RADWIMPSもちゃんと書く気だし」
「もう、これだから!そういえばゴミ…じゃなかったso-na君」
「今お前、俺のことをゴミといいかけたか?」
「何を言っているの、いわれのない言いがかりを…だからあなたはいつまで経ってもど」
「…どうどう、ここは下ネタ禁制ブログだからね」
「まあ、私を馬呼ばわりする気?どちらかというと、私は乗るほう」
「いや、さっきよりひどくなってるから!」
「ところでさ、昨日の話、結構良かったわ」
「いきなりだな。脈絡がないにもほどがある」
「あら、私が褒めるのなんて珍しいのよ。
一番最近で、一年前かしら。私をエロトークで打ち負かした女の子以来だわ」
「ほんとに前だし、くだらない理由だ!」
「まあとにかく、良かったじゃない。一人の男の子を泣かせたのよ」
「なんだかその表現だと、嫌な感じがするな。
まああの話に関しては、BGMに紹介したArab Strapの音楽のおかげだけどな」
Monday at the Hug & Pint
「若造の癖に、いっちょまえにインスパイアされたのね」
「一年前にiPodに入れたまま、未だに入りっぱなしになってる曲なんだ。
僕にとってのクリスマスソングみたいなもんだね」
「そういえば、Arab Strapって大人の玩具から命名されたグループ名らしいわよ」
「折角のいい雰囲気を、またしてもエロでぶち壊した!」
「真実だもん。ところでそーにゃ君」
電車男再放送にちなんで萌え系になってみました☆ってか」
「大嫌い、もう許さない」
「ええ、いきなり何があった?」
「許して欲しい?」
「だから一体何があったの?俺なんか悪い事言った?」
「二択よ。『僕はいやらしい男なので罰を受けています』ってプラカードを持って、
イルミネーションの中を闊歩するか、それとも私にいじられ、苛められるか」
「何その悪意に満ちた選択肢」
「許して欲しいなら、どっちか選びなさい」
「じゃあまあ、後者で」
「かくしてここに一人のドMが誕生したのであった」
「誘導尋問だ!」
「しょうがないわね、正解よ。許してあげるわ」
「まったくもう、なんなんだか…」