あまりにびっくりして、ただの日記を書いてしまった。

http://idiotcomputer.jp/news/?itemid=1942


mixiコミュの掲示板を見て知って、古くからのファンサイトさんを見に行って確信したんですが、なんとRADIOHEADの新作が、ダウンロード販売で10/10から発売されるみたいです!それもダウンロード版とディスクボックス版(アナログ/CD2枚組)があり、ダウンロード版はなんと「価格はあなたが決めていいよ(!!!!)」だそうな。なんだそのWebおひねりみたいな設定!……もちろん、ポンドでだけど。


前からトム・ヨークはインタビュー等で、CDというフォーマットにこだわらない姿勢を見せていて、ダウンロードがこれからの主流になるなんて口にしてたけれど……このいきなりの発表は確実に時代の先に一歩を踏み出していて、ついていくどころか、認識するのでさえ四苦八苦。mixiのコミュみた時点では、ソースのURLがあるのにも関わらず、ガセ情報かと疑ってしまった。有言実行を体現するバンドだってことは、前から知ってたつもりだったのに。


そこでまた戻って、mixiの掲示板を見てみると、「もちろんすぐに注文しました」とかそんな兵ばかり。えええ……ポンドなのに日本のクレジットカードで注文できるの?それもあんな不親切なデザインのRADIOHEADオフィシャルサイトで?自分が大学の情報系の学部で学んでいることが、まったく役に立たないというこの焦燥。


だいたい、明日発売のUnderworldの新作にドキドキしていたのに、なんだこのそれすら上塗りしかねないサプライズ。とりあえず、なんとかして10/10にあのARPEGGI(「WEIRD FISHES/ARPEGGI」と、組曲形式を思わせるタイトルになってたけれど)が聞きたい!


……ただ、正直なところ、CDのフォーマットで普通に売ってもらいたいって気持ちもある。ダウンロードで気に入った曲だけ取れるという時代になったからこそ、本当に大好きなバンドはCDで買って、その好きだという証を手元に残しつつ、歌詞カードを読みながらゆったりと聞きたいと思ってしまう(もうUnderworldはCDで注文済み)。一応まだ若者のつもりなのに、これはもう「じだいおくれ」なんだろうか。このままポンドで支払うという行為が怖いまま、ずっとCDになるまで待って、ダウンロードした人たちの感想を羨ましがりながら読むことになるとしたら――辛いなあ。


あと少しで10/10がやってくる。


僕はどうしよう。どうしよう。とりあえず深呼吸しよう。落ち着こう。すーはー。すーはー。