年の初めの普通の日記。

去年なんかはこう、新年の初めには何かしなきゃと思っていて、
突然初夢の疾走感を題材にした詩を年の初めの記事にしたわけだけれど、
今年はなんだかそういうテンションにならないので、
まあ普通に日記を書けばいいかと思いながらこうやって日記を書いています。


でもよくよく考えると、おととしの年の初めの記事も別に普通の日記だったわけで、
結局僕っていうのは進んでいるようでおなじところをぐるぐる回ってるのかなと思います。
本当は今年も2008年じゃなくて、「2007年 第二部」とかかもしれないですし。
でもって副題がつくわけですよ。「スターダストクルセイダース」とか「絶望の城」みたいに。


というわけでみなさん、あけましておめでとうございます。第二部もよろしく。


じゃなくて今年は紛れもなくやってきて僕の肩を叩いているわけですが、
それはひとまず脇に置いておくことにして、去年の話をすると、紅白は面白かったですね。
スキウタだの下手な企画を打って失敗する事もなく、
ただ単純に一曲一曲の演出にこだわり、「絶対に視聴者をテレビから離さないぞ!」という気迫が
ところどころから感じられてとてもよかったです。


特にGacktの演出に関してはまさに神がかってましてですね。すごかった。
小林幸子の衣装が前座にすらなってなかった。完全に喰ってた。
これに比べれば、去年のDJ OZMAがくだらなく思えるくらいだった。
案の定ニコニコやYou Tubeにアップされて盛り上がっているので、URL貼っておきます。
正直これを見るためだけに去年の紅白があったといっても過言ではないですよ。


Gackt/RETURNER〜闇の終焉〜消え逝く武士たちへの鎮魂歌
ニコニコ動画版・コメントのカーテンが凄いのでこっちのがオススメ)

Gackt/RETURNER〜闇の終焉〜消え逝く武士たちへの鎮魂歌
You Tube版・こっちは最初の伝令をはしょってないから流れが分かりやすいかも)


まあ、演歌勢はバックでサーカスみたいな事をやられたりと、
ちょっと不遇な待遇だったので、演歌がつまらない僕から見てもやりすぎだと思いましたが。
でも今年の紅白は総合的に見て良かったと思います。
視聴率ワースト2位とかネットニュースで見ましたけれど、
日本って一番売れたオアシスのアルバムが「Be Here Now」な国ですからね、
(つまり、すっげーいいアルバムの、「次に出た」アルバムが問答無用に売れるのだ)
多分こういう面白かった紅白の「次の」紅白、
すなわち今年の紅白は視聴率取れるんじゃないかな。
どうしてでしょうかね。日本人はわりと盲目に期待しちゃう傾向があるってことかも。
なんだかちょっと、格好悪いですけど。まあいいか。


というわけで紅白の話でお茶を濁して、今年はじめの日記としておきます。
今年もここでは、僕らしい文章が書ければいいなあと思います。
けれど、その「僕らしさ」とやらも「僕らしさ 2008ver.」というよりは、
2005年度あたりの「僕らしさ」のつかいまわしなのかもしれませんが。
だとしたら、「僕らしさ」なんてどうでもいいなあ。


なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。


追伸。そういえば毎年見てる番組その二の「新春隠し芸大会」は紅白とは違って、全然ダメでした。
とくに堺さんの芸(ホールインワン)が、どこも隠し芸じゃなくて興冷め。
チェーンソーも危ないだけで、どこもテクニカルじゃなかったし。
たけしさんのタップは、オーケストラと音がずれてたし。
がっかりだ。しょこたんのぬんちゃくのがまだ隠し芸として成り立ってたよ。