そろそろ「天才」が。

「ジャンプには10年周期で天才が現れる」と言ったのは「銀魂」だけど、
そろそろ日本の音楽界にも天才が出てきて欲しいなと思う。
いや、最近だと中田ヤスタカがそういうタイプの天才な気はするんだけど、
(なんてったってテクノミュージックを、YMO以来のアルバム一位にしたのは凄い)
彼はなんというか、どっちかっていうと日なたを歩くほうの天才。


そうじゃなくて、もっと。なんというか、FISHMANSみたいな。
どっちかというと暗い感じなのに、みんなの心に思いっきりねじ込まれるみたいな。
これまでのもっていた価値観をすべて塗り替えてしまうような。
そんな衝撃的な天才が出てきて欲しいなあと。そろそろなはずなんだけど。


というわけで、最近「LONG SEASON」という35分強一曲のシングルを買いました。
これがまた素晴らしく良くて。ずっとループしているピアノがたまらなく気持ちよくて。
脳みそが溶けてしまいそうで、その溶けてしまいそうな脳みそに、
FISHMANS独特のあの、一見普通なんだけど恐ろしく破壊力の在る言葉が響いてくる。



――くちずさむ歌はなんだい? 思い出すことはなんだい?



LONG SEASON