ボストン美術館でクロード・モネを見てきました。先週のおはなし。
……すごかったです。
あの、僕は昔沖縄に行って、その海の綺麗さにトラウマになりそうなくらい（＝もうどこにも帰らずにずっとそこで海を眺めていたいぐらい）感動したんですが、それを写真に撮ると、そのきらめきはないわけじゃないですか。
「ああ、綺麗だったな」と思い返すきっかけにはなるけど、それはあくまできっかけであって、写真自体がトラウマになるくらい綺麗……ではない。
でもモネはもうそのきらめきごと切り取ってるっていうか。その時の光がそのまま絵に残ってる感じで。それはもう長い時間眺めていても、全然飽きなくて。海が描かれた絵も、沖縄で本物の海を見たときと同じぐらいの眩しさがあって。
近くで見ると綺麗な色だけじゃなくて、いろんな色が置いてあるんだけど、それがちょっと離れるだけで一つの色彩になって、鮮やかな光として目に飛び込んでくるんです。
きっとモネには見えてるんでしょうね。僕らが頑張って目を凝らしてもせいぜい二色ぐらいしか見つからない光が、本来持っているたくさんの色が。一体彼の目にはどんな風に世界が見えてたんだろう。
というわけで、久しぶりに絵に感動したのでした。
特にポプラ並木の隙間から光が差し込んでくる絵と、そしてかの有名な連作「積藁」（積藁に光が当たってるところをいろんな時系列でたくさんたくさん描いたもの。美術館のは多分、夕焼けの頃……だったかな）の絵は、もう本当に大好きになりました。見てるだけで幸せでした……。
そんな僕なんですが、最近なんだかエレクトロニカへの興味が再燃してきました。バナナレコードでμ-Ziqのアルバムを二枚衝動買いしたからかもしれない。そのまま勢いでRae - Autechre (LP5)とかニコ動にUpしたりして。というわけで、とりとめもなく今日の日記でした（最近もう一つのブログと内容が被ってる記事多いですね。両方読んでくれている人はごめんなさい……）。
追伸。前回の「世界に一つだけの花Remix」動画に「結婚してください」ってコメントした人だれだよ！ ジュース噴き出しちゃったよ！
