止まらない

煙草が止まらない。気がつくと手にとっている。
イライラを止める為にとりあえず不健康な煙を身体に入れて、
自分の身体に害をなすことに少しだけ酔って、素敵な音楽と混ぜ合わせれば、
いらついた気分は空気に溶けていく。
しかし、僕の弱い体が悲鳴を上げて、気持ちが悪くなってまたイライラする。


やることは山積みなのに、誰も僕を拘束してくれない。
誰も僕に分かりやすいノルマを与えてくれない。
だから、僕は遊んでしまって、そして時間ぎりぎりになるまで動けない。
時間ぎりぎりは辛くて苦しくてイライラして僕は煙草を吸いすぎて気持ち悪くなってイライラする。
それのループ。誰か止めてくれよ。僕をそこに泊めてくれよ。君の心の中に。


もうここは、嫌だ。僕は僕が嫌だ。君の心に泊まって君の中に住みたいんだ。


「手と手を合わせれば 心も溶けるのよ だから あたしの幸せを 感じてはなさないでね」


ふとそんな大好きな曲の歌詞*1が頭をよぎった。僕の脳は煙草で溶けている。現在進行形。

*1:「きえないひとみ。」プーチンP