これからビデオで見たりとかの人は読まないほうが良いかもです。
いやあ、今日ついに終わってしまいましたね・・・古畑シリーズが（本当に終わったのかな・・・古畑リターンズとかあるかもな）。まあ、とりあえずは終わりなわけです。だからなのかファイナル第三話は、センチメンタルな終わり方だったなあ。松嶋奈々子と田村正和、どっちが凄いのかな・・・とか思いながら、感慨深く二人のダンスを眺めてました。
結局、第一話はトリックで、第二話はイチローというキャラで、第三話はラストというセンチメンタルと、ほのかな恋心のセンチメンタルで魅せた話だったと思います。
第三話は、「水槽が鏡だった」っていうのは、双子の「月」としての存在の悲しみが良く出ていてドキっとしましたが、やっぱり僕は第一話の二転三転するストーリーが一番楽しかったかな。この第一話についてはルール違反だ、っていう意見もよく見ますけど、実際犯行現場を余すところなく見せているのは確かなわけだし、ルールを破らずルールを利用してだますっていう高等テクニックだと思います・・・うーん、やっぱりこれだけの完成度のシリーズが終わるのは寂しいな。とりあえず、これでDVDの売り上げが伸びるのは間違いないでしょう。ぼくも欲しくなりましたもの。しかも最終話で古畑さんがいった「変われた」犯人は、一番最初の回の犯人を指すらしいじゃないですか。スタートとエンドをそうやって繋げてくるあたり、三谷さんは憎いなあ。ああ、古畑よ、永遠に。
