Fragment

何も言いたいことはない

何もしないでいようと思っていても、僕の目と耳には情報が入ってくる。 今日も何も変わらずにTVでは24時間テレビが愛を歌って、その偽善にインターネットの住民が嫌悪感を示している。しかしいざTVを付ければ津波で母親を失った少女が語っていてとてもじゃな…

ハルトロニカ(Demo)

「ハルトロニカ」 Cadd9 Em 春、希望が花びらのように舞う季節。 僕、どこか照れくさそうに見上げる空。 夢、手を離せば迷子になってしまう。 Am Fm7 Fm 夜、時々寂しくなって、 「ねえ、 C G 追いていかないで、追いていかないで、 追いていかないで、追い…

スーパーカーインタビュー、まとめ。その2。

HIGHVISIONの頃 Storobolights 何回もリピートがあるんで、同じフレーズがそれを何回も言う事によって、意味を強めるようにしたかったんですよ。それで足し算にしようかなって(ジュンジ) 何かが変わってきたという意識は別に無くて、それは普通に受け入れ…

スーパーカーインタビュー、まとめ。

スリーアウトチェンジの頃 バンドの魅力は? 余裕のあるところ つんのめってる感じ【がするのか、しないのかはメモってない】 おくれてる感じ【がするのか、しないのかはメモってない】 自分たちのスタンスでなにもかもやれるところ(ジュンジ) JUMP UPの頃…

ナイ

夢って何 理想って何 それって何 標準装備 僕にはない 何処を探してもない リセットボタンもない 新書を読まないという誓いを破った 僕の誇りなんてその程度のもの 勝手に努力して勝手に幸せになって 聞きたくもない自慢話で博愛気取り 夢って何 理想って何 …

Singing to reach you

いつか素敵な曲にする力が僕に降りてくる事を祈って今日も書く。 コピーライトは僕。誰も転載なんてしないだろうけど。 「わたしのどこが好き?」 そんなありふれた問いに 「うー、まあ、なんとなく?」 そう答えて怒られて そのわざとらしいふくれっつらを …

しあわせひとりあるき

「ひとりてちてち歩いてます」と夜中の三時に呟いた女の子に、 「てちてち歩いてどこへゆく」と聞いたら、 「しあわせになりにいくのよ」と言われた。てつがくてきだった。 僕はてつがくが好きなので、てつがくを知ったかぶりして、 「しやわせは心の中にあ…

間違っても誰もブクマしないような午後三時の文章

【ニコニコ動画】はるあめ - AVTechNO! - 初音ミク オリジナル 春が楽しみだなんて、君はおかしいんじゃないだろうか? 春が来るといつも憂鬱になる。 僕が必死にこの手でかき集めたものが、春の柔らかい雨に誘われて、遠くに行ってしまう。 これから就職す…

自戒

もし君に配られたカードが弱くても、諦めちゃいけない。 もし君がそのカードで勝ったら、ヒーローになれる。 世界は、逆転劇を望んでいる。 もし君がそのカードで勝ったら、ヒーローになれる。 容姿に劣るなら、可愛い彼女を作れば、ヒーローになれる。 コー…

緩やかな自殺

「どうして好き好んで自分の寿命を縮めなくちゃいけないんだ。馬鹿じゃないか」 「こうは考えられないか? つまり、煙草を吸う人はみな『緩やかな自殺』をしている、と」 つまるところ、喫煙者はみんな楽しんでいるのだ。 自分の命の塊を、毎日少しづつ、丁…

自分探しの旅

タイに二週間行って来た友達に聞いた。「新しい自分、見つかった?」友達は言った。「いいや。楽しすぎてずっと居たくなっただけ。考えてもみろ。行ったことがない場所に自分が落ちているわけないじゃないか。」 きっと、自分探しの旅に出て見つかるものとい…

うらやましがりな泥棒の物語(2)

それはとても純粋で、真っ白で、自分をなくしてしまった泥棒の物語――

うらやましがりな泥棒の物語(1)

それは、とても純粋で、とてもうらやましがりな泥棒の物語――

Waiting.

見えない、知らない、分からない。

ねえ、望遠鏡はどうして遠くを見られるか知ってる? ……知らないよ。 見たいものだけを見るからだよ。 ねえ、井の中の蛙が最後どうなったか知ってる? ……興味ないな。 海を教えた鳥を呪って死んでいったんだよ。 ねえ、どうして君が僕を好きなのか知ってる? …

何も意味のない物語

不摂生な生活をして――宿題のために徹夜をして、朝四時まで小説を書いて、 アニメを第一話から見直して、BGMに好きな曲が使われていたことに気分が高揚して、 ウィンドウを閉じるとすぐに冷めて、頭痛がした。 そうやって生きていれば、その頭痛の中に素敵な…

星になったあいつ

おれはあいつの事が、キライだった。

外れたネジは手の中に

「私はネジが一本外れたロボット。早く見つけて締めなおしてほしいの」 「分かった。でも本当のことを言うと、そのネジを僕は手の中に持っているんだ。 でもね、ねじが外れている君も素敵だから、そのままにしてるんだよ」 「そうなんだ。でもこのままだと私…

せつないはたのしい。たのしいはせつなくない。

「とてもせつない気分になったから」「うん」 「それでそのせつなさがすごくキレイな感じだったから」「うん」 「そのキレイさをみんなに伝えようと思ったら」「思ったら?」 「なんだかわくわくして、楽しくなってきちゃって、切なさが消えちゃった」「ふう…

Emotion2

♪Emotion/Daft Punk

Emotion1

♪Emotion/Daft Punk

風の歌を聴けとフジワラモトオ

そのロック・バーは、いつものように数人の連中を抱えて、深夜の街の片隅に静かに佇んでいた。 そいつらは、たくさんのビールを飲み、たくさんのピーナツの殻を床いっぱいに撒き散らし、 たくさんの酔狂な話をしていた。写真、絵画、映画、文学… 僕はその様…

4月1日

殺風景な景色の中に、ぽつんと白い門が立っていた。 それはぼろぼろな様相を呈しており、 今にもぽきんと折れてしまいそうだった。 しかし、その門をくぐろうと、たくさんの人が並んでいる。 何故かといえば、20歳の誕生日にその門をくぐると、 「キタナイオ…

世界の終り。

もうすぐ、世界が終わるらしい。 どこかのTV局が、学者を呼んでそうやって報道してから、世界はパニックになった。 やけになる人、あきらめる人、ここぞとばかりに旅行に興じる人…… 世界は歯車の欠けた機械のように、ゆっくりとその機能を停止していった。 …

Biography of PAINRAINS(3)

「あ、先輩。今日新堂本兄弟にしょこたんでてますよ!」 「そうなのか。ちょっと見てみるかな」 「しょこたんキザ萌えっす」 「なんかその言葉、微妙に間違ってる気がするぞ」 サイトウは今、バンドサークルの合宿に来ている。 酒をちびちび啜りながら、後輩…

drums in white room

♪drums in white room 右に進むと壁があった。 左に進むと壁があった。 上に飛ぶと壁があった。 下に屈むと壁があった。 薄暗い四角い部屋、コンクリートの人工的な匂い。 次第に目が慣れてきて分かったことは、 この部屋が思った以上に密閉空間だということ…

そら

窓から覗く空を、ずっとずっと、眺めている少女がいました。 その少女を、窓の外からちらちらと眺めている少年がいました。 ある日のこと、勇気を出して少年は尋ねました。 「どうして、いつもそんなちっぽけな空を見ているの?」 少女は長いまつげをしぱし…

クリスマスの夜

今日も、昔の恋について聞かせてよ。 待ってくれ、もう少し酒を飲まないとな。 そうすれば、言葉が溢れて、こぼれてくるから。 あるクリスマスの夜だった。 僕はいつものように、ジェイズバーにいた。 彼女もいつものように、片隅で飲んでいた。 僕らは付き…

寒くて眠れない夜。

ブログを書くようになってから、 人のブログを読むようになったのだけど、 どうしてこんなに疲れてしまうんだろう。 こたつもつけないで、 暖房もつけないで、僕はまだこの場所にいる。 文章を書くことに慣れすぎて、 またこうやって、 僕が終わるときに、 …

Biography of PAINRAINS(2)

バンドメンバー募集 現メンバー 俺(Vo/G) 募集対象楽器 ギター ベース ドラム でかい音が出そうなもの 好きな音楽 道を踏み外したROCK - 今のところ俺が弾ける楽器は、リコーダー。 (ちなみに単音で「喜びの歌」がふける) (Vo/G)は、ただなんとなく格好い…