ZAZEN BOYS at Apple Store Nagoya Sakae

生向井が店の前でビール飲んでるよ・・・白アロハだよ・・・やべえ、話しに行きたい・・・どうやって話かけよう・・・「ナンバーガール時代からのファンです。サインください!」・・・いや違う・・・向井はアイドルじゃないんだ・・・それに俺・・・一応、一応、一応ね?ロックバンドのボーカルだし・・・「よう、向井。あのさ、あれ、あの最新シングル?あれ最高だよ。お前やるな」・・・いやこれは殺されるだろ・・・ていうか俺生意気すぎ・・・まあいいやじゃあ携帯で写真でも・・・いや、アイドルじゃねえんだ・・・そんなチャラチャラしたミーハー的まねできない・・・


と、比較的どうでもいい葛藤をしつつ。ライブが始まる。


凄え。


空気震えまくり。そんな爆音でもないのにグルーヴがビリビリ感じられる。向井の一言が空気を変える。ていうか演奏のシンクロ率高すぎだよ。呼吸のように、自然に、格好よく、無音が挟まれる、その瞬間のカタルシス。身を切られるようだ。ようだ・・・っていうか切られてる。現在進行形で切られてる・・・気持ちいい・・・ああ・・・もう、演奏力では日本で彼らについていけるやついなくない?


やっぱ身をもって体験しないといかんな、これ。彼らは正しくライブバンド。45分は短すぎる、「自問自答」が聞けてない、などなどいろいろ不満はあったけど、タダだし、帰りにはiTunes5曲無料ダウンロード券くれたし。なにより、もう目と鼻の先で演奏するザゼンなんてワンマンでも見れない。儲けもんだった。やっぱザゼンは凄い。今度名古屋でワンマンやるなら絶対チケット取ろっと。


ちなみにCDとの違いに驚いたのは「WHISKEY & UNUBORE」。生々しい金属音の奏でるセンチメンタル。やたら格好よかった。皆でコーラスするのも楽しい。
最高だったのは「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」。踊れますよ、これ。たまにつんのめるけど。


意外と可愛い女の子がたくさん見に来ていたこと、カップル率が結構高かったことも驚き。もてるな〜向井さん。


ちなみにちなみに。RADIOHEADのHAIL TO THE THIEFの黒Tシャツ着て見に行ったんですけど・・・階段の下のほうにいたんですけど・・・誰か僕を見た人いませんか??