ポジネガティブ

ところで、僕は友人に「なんでそんなに、ネガティブなの?」とよく聞かれる。
ところが、かなり近しい友人には、こう言われる。


「なんでそんなにネガティブなフリをするの?」


ところで、ネガティブな考え方にもいろいろな種類があると思う。
例えば今、あなたが、これからの人生に重大な影響を及ぼしかねない選択を迫られているとする。
高校での理系文系の選択や、目指す大学の選択、音楽で食うかサラリーマンになるかetc...
その時、あなたがネガティブだったとしたら、一体どうするだろうか。



①「この選択に失敗したら、人生に失敗したのと一緒」と考えて悩みに悩む。
②「どうせ俺の人生なんて大したことないから、どっち選択しても大差ない」と考えて適当に選ぶ。



僕の思いつく限り、このニパターンがある。
ただしこのニパターンは一見すると、共にネガティブでありながら、
当事者の心の余裕のなさは天と地、月とすっぽんくらいの差がある。


そう、②は見方によっては、楽天的ですらあるのだ。
そして、僕はどっちのタイプかを、あえて自己判定しろと言われたら、確実に②だ。


結局僕にとってのネガティブは、
格好付けであり、思考放棄の手段もしくきっかけであり、
自己陶酔への入り口の役割を果たしていると言える。


そんなことをテスト期間中に、ぐちぐちばらばらと考えている僕は、
きっと人生的に終わっているのだろう。
でもいいんだ、僕の人生はどうせ終わっているようなもんなんだから。
…そんな不快そうな目をしないでくれよ、僕も本気でそう思っているわけじゃない。
あくまで自分の関わるいやな現実や事実から逃げるための、詭弁なのさ。


ポジティブというのは、結局は辛い現実と、向き合う考え方だと思う。
人間はそんな強くないから、たまには楽天的なネガティブになって、
ヘッドフォンの音量を上げて、目を閉じて、現実から逃げるのも必要なんじゃないかな。
なんて、また悟ったようなことを言ってしまったなあ。
まあいいや。Polarisでも聞こうっと。