Fate/EXTRA をクリアしたよ

■ Fate/EXTRA ★★☆☆☆

何気にゲーム媒体では初めてのFate体験。
全体的なゲームの雰囲気がペルソナやダンガンロンパと似ていた。

「月の聖杯戦争」という舞台にも関わらず舞台はほぼ学校、
さらに重要な戦いの前にエレベータで降りていくなんて、
完全にダンガンロンパと同じで、
これはペルソナやダンガンロンパも何かを下地にしており、
そこから影響を同じように受けているんだろうなと想像する。
テキストゲームのトレンドというところなのだろうか。

そんな感じで、基本は押さえているのだと思うけれど、
Fateシリーズ初のゲーム媒体なだけあり、

・工夫の少ないダンジョン
・メモを取るという作業をサボると運ゲーになるバトルシステム
・トーナメント形式から感じるやらされ感とループ感

のあたり、作業感の漂うゲームになっているところが残念。

シナリオに関してはFateシリーズらしく世界設定などはさすがの完成度だが、
基本的にトーナメントで進むがゆえの単調さ、
主人公が基本的には「巻き込まれて」いることによる受け身感があったりして、
最後のオチがどこか煮えきらず、
どうにも中途半端な印象が拭えなかった。
奈須きのこがテコ入れせざるおえなかったというエピソードもどこか納得してしまう。

音楽は細江 慎治氏を起用しているだけあり、
Jazzの要素を取り入れたゲーム音楽といった趣で、とてもよかったが、
それ以外の要素は総じて、成長過程の一作という印象。

ゲーム本棚。

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http://www.jp.square-enix.com/nierautomata/

プレイしたゲームで人間性が形成される時代が来ました。それにしても、ゲームって本棚なのかな? でもゲームソフトのパッケージ版を買ったら、本棚に入れることになるよね。だから、きっとゲームも本棚なのだ。

 

<星の意味>
☆☆☆☆☆ 拷問
★☆☆☆☆ クリアしたのが奇跡
★★☆☆☆ プレイが辛い・オススメできない理由あり
★★★☆☆ 楽しくクリアできた
★★★★☆ オススメ
★★★★★ 大好き・影響を受けた

訳注は一言感想、もしくは感想記事へのリンクです。

プレイ年代別

積み

■ Drag-On Dragoon 1(2003)
■ Drag-On Dragoon 2(2005)
■ Cities: Skylines(2015) 2022 積み解消~
■ Horizon Zero Dawn(2017) 2022 積み解消
■ ファイアーエムブレム 風花雪月(2019) 2023 積み解消〜
■ ファイアーエムブレムif (2015) 暗夜編 2023 積み解消
■ FINAL FANTASY XV(2016)
■ スーパーマリオ 3Dコレクション(2020) 2023 積み解消〜
■ ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング(2021) 2023 積み解消
■ ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(2017)
■ アイドルマスター ワンフォーオール(2014) 2024積み解消
■ ヨッシー New アイランド(2014) 2023 積み解消
■ 妖怪ウォッチ(3DS)(2013)

 

2024年

■ パルワールド(2024)
■ アイドルマスター ワンフォーオール(2014)🏆 ★★★☆☆ *1
■ スーパーマリオRPG(リメイク)(2023)🏆 ★★★★★ *2
■ バニーガーデン(2024) ★★★★★

※ 1/12 シノアリスを完結(カーテンコールシナリオ)までプレイ
※ 1/20 アーマード・コア6 1周目クリア
※ 1/29 アーマード・コア6 2周目クリア
※ 2/2 アーマード・コア6 3周目クリア
※ 2/7 アーマード・コア フォーアンサー 1周目クリア
※ 2/13 アイドルマスター ワンフォーオール 美希ルートED閲覧
※ 2/21 アイドルマスター ワンフォーオール トロコン
※ 3/3 ニーア レプリカント(旧作) トロコン
※ 3/4 スーパーマリオRPG 大体全部クリア
※ 4/28 NieR Re[in]carnation を完結
※ 5/2 スーパーマリオワンダー 勲章コンプリート
※ 5/7 妖怪ウォッチ(3DS) クリア

2023年

■ ファイアーエムブレム 風花雪月(2019) ★★★★★
■ ファイアーエムブレムif(2015) 暗夜王国🏆 ★★★★☆ 
■ わくわくぷよぷよダンジョン 決定版(PS)(1999)
■ 星のカービィ(GB/NintendoSwitchOnline)(1992) ★★★☆☆
■ テトリス(GB/NintendoSwitchOnline)(1989) ★★★☆☆
■ アーマード・コア フォーアンサー(2008) ★★★★☆ *3
■ アーマード・コア6(2023) ★★★★★ *4
■ ヨッシー New アイランド(2014)🏆 ★★★★☆
■ Ib(Switch)(2012) ★★★★☆
■ スイカゲーム(2023) ★★★★☆
■ ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング(2021) ★★★☆☆
■ スーパーマリオワンダー(2023)🏆 ★★★★☆ *5
■ シノアリス ★★★☆☆ *6
■ 妖怪ウォッチ(3DS)(2013) ★★★☆☆ *7
■ スーパーマリオ 3Dコレクション(2020)
  ※64/サンシャイン/■ギャラクシー ★★★☆☆
■ 8番出口(2023)🏆 ★★★★☆ *8

2022年

■ Horizon Zero Dawn(2017)🏆 ★★★☆☆ *9
■ ポケットモンスター シャイニングパール(2021) ★★★☆☆
■ 太鼓の達人 Nintendo Switchば〜じょん!(2022) ★★★☆☆
■ Nintendo Switch Sports(2022) ★★★☆☆
■ NEEDLY GIRL OVERDOSE(2022)🏆 ★★★★☆
■ 星のカービィディスカバリー(2022)🏆 ★★★★☆
■ あくありうむ。体験版(2022) ★★☆☆☆
■ ポケットモンスター バイオレット(2021) ★★★★☆
■ Cities: Skylines(2015)
※ TETRIS EFFECT: CONNECTED のトロフィーコンプ達成(狂気)
※ ドラゴンクエスト11 5年越しのトロフィーコンプ達成(名作)
※ Detroit: Become Human 保留していたトロフィーコンプ達成(名作)

2021年

■ MOON(1997)💓 ★★★★☆ *10
■ NieR Replicant ver.1.22474487139... (2021)🏆 ★★★★☆
■ Apex Legends(PS4 & Stream)(2005) ★★★☆☆
■ NieR Re[in]carnation(2021)  ★★★☆☆
■ G-MODEアーカイブス33 TETRIS DIAMOND(2021) ★★★☆☆
※ TETRIS EFFECTが「CONNECTED」(2人対戦モード追加)にアップデート

2020年

■ Detroit: Become Human(2018)🏆 ★★★★★
■ あつまれ どうぶつの森(2020) ★★★☆☆
■ ぷよぷよテトリス2(Switch)(2020) ★★★☆☆
■ 世界のアソビ大全51(2020) ★★★☆☆
 みんなで空気読み。3 ★★★☆☆
 もじぴったん アンコール ★★★☆☆
※ UNDERTALE(2015) Gルートクリア達成(歓喜

2019年

■ Drag-On Dragoon 3(2013)🏆 ★★★★☆ *11
■ UNDERTALE(2015)🏆 ★★★★★*12
■ ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーと空っぽの島(2019)🏆 ★★★★☆
■ サマーレッスン(2016)
■ V!勇者のくせになまいきだR(2017)
■ Rez Infinite(2016) ★★★★★
■ ぷよぷよテトリス(PS4)(2014)🏆 ★★★★☆ 
■ TETRIS EFFECT(2018)🏆 ★★★★☆ *13
■ テトリス99(2019) ★★★★☆
■ ポケットモンスター シールド ★★★☆☆
■ ぷよぷよeスポーツ ★★★☆☆
■ Ring Fit Adventure ★★★☆☆
■ PAC-MAN99 ★★★☆☆
■ スーパーマリオブラザーズ35 ★★★☆☆

2018年

■ ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて(PS4)(2017)🏆 ★★★★★
■ NieR: Automata(2017)🏆 ★★★★★ *14
■ ニーア レプリカント🏆 ★★★★★ *15
■ Persona5 ★★★★★ *16
■ スプラトゥーン2 ★★★★☆
■ 大乱闘スマッシュブラザーズ Special ★★★☆☆
■ マリオカート8デラックス(2017) ★★★★☆

2017年

■ Fate/EXTRA ★★☆☆☆ *17
■ Fate/EXTRA CCC ★★★★☆ *18

〜2016年

■ ぷよぷよテトリス PSVita版(2014)🏆 ★★★☆☆
■ 閃乱カグラ SHINOVI VERSUS(2013)🏆 ★★★★☆
■ ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生🏆 ★★★★★
■ スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園🏆 ★★★★★ *19
■ ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(2017) ★★★★★ *20
■ アイドルマスター シャイニーフェスタ ハニーサウンド(PSP) ★★★☆☆
■ 初音ミク Project DIVA 2nd# ★★★☆☆

シリーズ別

星のカービィ

■ 星のカービィ (GB/NintendoSwitchOnline)(1992) ★★★☆☆
■ 星のカービィ 夢の泉の物語(1993) 未プレイ *21
■ 星のカービィ 2(1995)🏆 ★★★☆☆
■ 星のカービィ スーパーデラックス(1996)🏆 ★★★★★ *22
■ 星のカービィ 3(1998)🏆 ★★★☆☆
■ 星のカービィ 64(2000)🏆 ★★★★☆
■ 星のカービィ 夢の泉デラックス(GBA)(2002)🏆 ★★★★☆
■ 星のカービィ 鏡の大迷宮(GBA)(2002) ★★☆☆☆
■ 星のカービィ 参上!ドロッチェ団(DS)(2006) ★★☆☆☆
■ 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(DS)(2008) 未プレイ
■ 星のカービィ Wii(2011) 未プレイ
■ 星のカービィ トリプルデラックス(2014)🏆 ★★★★☆
■ 星のカービィ ロボプラネット(2016) 未プレイ
■ 星のカービィ スターアライズ(2018) 未プレイ
■ 星のカービィ ディスカバリー(2022)🏆 ★★★★☆

■ 毛糸のカービィ(2010) ★★★☆☆
■ カービィのエアライド(2003)(GC) ★★★☆☆

スーパーマリオ

■ スーパーマリオブラザーズ ★★★☆☆
■ スーパーマリオブラザーズ2
■ スーパーマリオブラザーズ3
■ スーパーマリオランド
■ スーパーマリオワールド🏆 ★★★★★
■ スーパーマリオUSA
■ New スーパーマリオブラザーズ
■ New スーパーマリオブラザーズ Wii ★★★☆☆
■ New スーパーマリオブラザーズ 2(3DS)🏆 ★★★☆☆

 

■ スーパーマリオアドバンス1 ※USA
■ スーパーマリオアドバンス2 ※マリオワールド
■ スーパーマリオアドバンス3 ※ヨッシーアイランド
■ スーパーマリオアドバンス4🏆 ※マリオ3 ★★★★★

 

■ ヨッシーアイランド(1995)🏆 ★★★★★ *23
■ ヨッシーストーリー(1997) ★★☆☆☆ *24
■ ヨッシーアイランドDS(2006) 🏆  ★★★★☆
■ ヨッシーNewアイランド(3DS)(2014)🏆  ★★★★☆ *25


■ スーパーマリオRPG🏆 ★★★★★

 

■ スーパーマリオカート ★★★☆☆ *26
■ マリオカート64 ★★★★☆
■ マリオカートアドバンス ★★★★☆
■ マリオカート8デラックス(2017) ★★★★☆

スーパードンキーコング

■ スーパードンキーコング🏆 ★★★★☆ *27
■ スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー ★★★★☆ *28 
■ スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 ★★★☆☆

ゼルダの伝説

■ ゼルダの伝説 時のオカリナ ★★★☆☆ *29

モンスターファーム

■ モンスターファーム(PS) ★★★★★ *30
■ モンスターファーム2(PS) ★★★★★ *31

ポケットモンスター

■ ポケットモンスター 赤・緑🏆 ★★★★★ *32
■ ポケットモンスター 青
■ ポケットモンスター ピカチュウ
■ ポケットモンスター 金・銀🏆 ★★★★★
■ ポケットモンスター クリスタルバージョン🏆 ★★★★★ *33
■ ポケットモンスター ルビー・サファイア ★★★☆☆
■ ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン
■ ポケットモンスター エメラルド
■ ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
■ ポケットモンスター プラチナ
■ ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
■ ポケットモンスター ブラック・ホワイト
■ ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
■ ポケットモンスター X・Y
■ ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア
■ ポケットモンスター サン・ムーン
■ ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン
■ ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
■ ポケットモンスター ソード・シールド ★★★☆☆
■ ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール ★★★☆☆
■ Pokémon LEGENDS アルセウス
■ ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ★★★★☆

ドラゴンクエスト

■ ドラゴンクエスト
■ ドラゴンクエストII 悪霊の神々
■ ドラゴンクエストIII そして伝説へ… ★★★★★
■ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち ★★★★☆
■ ドラゴンクエストV 天空の花嫁 ★★★★☆
■ ドラゴンクエストVI 幻の大地 ★★★★★
■ ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち ★★★★☆
■ ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 ★★★★☆
■ ドラゴンクエストIX 星空の守り人 ★★★★☆
■ ドラゴンクエストX
■ ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて(PS4)(2017)🏆 ★★★★★ *34

■ ドラゴンクエストモンスターズ ★★★★★
■ ドラゴンクエストビルダーズ🏆 ★★★★★
■ ドラゴンクエストビルダーズ2🏆 ★★★★☆

Final Fantasy

■ FF7 ★★★★★ *35
■ FF8 ★★★☆☆ *36
■ FF9 ★★★☆☆ *37
■ FF10 ★★★☆☆ *38
■ FF10-2*39
■ FF11
■ FF12 ★★★★☆ *40
■ FF13
■ FF14
■ FF15

ファイアーエムブレム

ファイヤーエムブレムでも、ファイアーエンブレムでもないよ。

■ 暗黒竜と光の剣(1990)
■ 外伝(1992)
■ 紋章の謎(1994)
■ 聖戦の系譜(1996)
■ トラキア 776(1999)
■ 聖魔の光石(2004)
■ ファイアーエムブレム 封印の剣(2002) ★★★☆☆
■ ファイアーエムブレム 烈火の剣(2003) ★★★☆☆
■ ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005)🏆 ★★★★★
■ ファイアーエムブレム 暁の女神(2007)🏆 ★★★★★ *41
■ ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣(2008) ★★★☆☆
■ 新・紋章の謎〜光と影の英雄〜(2010)
■ 覚醒(2012)
■ Echoes もうひとりの英雄王(2017)
■ ファイアーエムブレムif(2015) 暗夜王国🏆 ★★★★☆ 

*42
  ※白夜王国/■暗夜王国/インビジブルキングダム
■ ファイアーエムブレム ヒーローズ(2017) ★★★☆☆
■ ファイアーエムブレム 風花雪月(2019) ★★★★★ *43

Fate/Grand Order

2016年末の盛り上がりに当てられてしまった友達に熱烈に勧められてFate/Grand Orderを始めてしまったのは2017年である。後悔はしていないが、少しだけ後ろめたいものがある。ちなみにその友達はもうこのゲームをやめてしまいました……。切ない。

■ Fate/Grand Order 1部 ★★★★★
 ・プロローグ〜序章 ★★★★☆ *44
 ・第1章        ★★★☆☆ *45
 ・第2章        ★★☆☆☆ *46
 ・第3章        ★★★★☆ *47
 ・第4章        ★★☆☆☆ *48
 ・第5章        ★★★★☆ *49
 ・第6章        ★★★★★ *50
 ・第7章        ★★★★★ *51
 ・終章          ★★★★☆ *52
■ Fate/Grand Order 1.5部 Epic Of Remnant ★★★★☆

 ・新宿幻霊事件   ★★★★★ *53
 ・アガルタの女   ★★★☆☆ *54
 ・英霊剣豪七番勝負 ★★★★☆ *55
 ・異端なるセイレム ★★★★☆ *56 

■ Fate/Grand Order 2部 Cosmos in the lostbelt

 ・No.1 永久凍土帝国 アナスタシア ★★★★★ *57
 ・No.2 無限氷焔世紀 ゲッテルデメルング ★★★★☆ *58
 ・No.3 人智統合真国 SIN ★★★★★ *59

■ Fate/Grand Order イベント (2018年分)

 ・節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔 ★★☆☆☆ *60
 ・繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン ★★☆☆☆
 ・Apocrypha/Inheritance of Glory ★★☆☆☆
 ・虚月館殺人事件 ★★★★☆ *61
 ・ぐだぐだ帝都聖杯奇譚-極東魔人戦線1945- ★★★☆☆
 ・サーヴァント・サマー・フェスティバル! ★★☆☆☆ *62 
 ・バトル・イン・ニューヨーク2018 ★☆☆☆☆ *63
 ・神秘の国のONILAND!!〜鬼の王とカムイの黄金〜 ★★☆☆☆
 ・クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~ ★★☆☆☆

■ Fate/Grand Order イベント (2019年分)

 ・雀のお宿の活動日誌 閻魔亭繁盛記 ★★★★☆

 

*1:さすがに今やると時代を感じるが、数多のアイドル系スマホゲーの源流の維持のようなものを感じた。やはりアイマスは私の原点……。そして噂には聞いていたが、アイドルとのコミュニケーションの選択肢が難しすぎる。こういうの普通明らかな正解が用意されている気がするが、本当に全然わからない。何度バッドコミュニケーションになったことか

*2:なんて愛のある完璧なリメイク。エンディングは友達から事前にネタバレされていたけどそれでもあまりに素晴らしい演出に鳥肌が立った。やはりスクウェア任天堂はまた組むべき。スーパージャンプは未だに苦手だが、パタパ隊は楽しい。何考えてるの図鑑、コンプしたけれど文章も考えていることもとても面白かった。マロが仲間になる前のボスとかは初出。地味なファンサも素晴らしい

*3:AC6は大分大衆のことを考えてポップにできているのだな、と分かる出来。巨大飛行機クレイドルに人類が住んでいるという設定に心を打ちぬかれていたが、ストーリーはそこまで多くを語らないし、AC6に比べれば登場人物の個性もだいぶ控えめで淡々としている。とはいえ、AC6のロックオンしてL1L2R1R2連打でドーンは通用せず、アセンブルを工夫する楽しさはこのゲームで初めて触れられたかもしれない。なるほどこれが、幾人ものレイヴンを生み出したゲームか。なんてハードコアなんだ!

*4:登場人物全員立ち絵なし、声だけの登場にもかかわらず、かなり没入してプレイした。退廃的ながらも情熱を確かに感じる脚本と声優さんの演技に脱帽。難易度は高いが、敗退後に装備変更してチェックポイントから再開できる優しい仕様のおかげでなんとかやり遂げられたし、その難易度が生む緊張感が没入感を増すのに一役買っていた。3D酔い対策に酔い止めを飲んでまで頑張ってプレイしてよかった。これがフロムゲーか、最高ですね

*5:マリオ版不思議の国のアリス、というのは表の顔で、実際はマリオ版フロムゲー。キャラクター選択やグリーフシードをコンプリートするかによって難易度が大きく変わり、勲章6つをフルコンプしようとすると最後にエルデンリングのマレニア戦のような死にゲーがまっている。これまでに99人マリオがいて残基が不安になった2Dマリオははじめて。安直な難易度設定を使わず、2Dアクション初心者にも上級者にも触れられる範囲でマリオの面白さを提供するゲーム設計は流石の一言です

*6:ギルドメインのため、ギルドしないとゲーム性はかなり乏しくはあるが、童話の登場人物と作者を人間と神の関係性に暗喩した美しいプロットと美麗なグラフィックによる陰鬱な物語の読み上げは隙間時間にピッタリ。そしてサービス終了をあらかじめ見越して現実とクロスオーバーさせる美しい終わりはソシャゲの終わり方史上に残る美しさなのではないか。最悪の物語、といいつも最後は相当キレイなヨコオさんでした。ヨコオさんも少しだけ丸くなったのかな

*7:過去ポケモンに迫る勢いだったのがわかる良ゲー。コロコロコミックに載っていそうな王道でありながらも、完全に舞台が現代日本であることによってポケモンとしっかり差別化されている。モブの台詞に現代らしい皮肉っぽさがあったり。シリアスになりすぎず、でも最後は少し切ない、そんなストーリー。こういうのでいいんだよ、とはまさにこのゲームに向けた言葉か

*8:異変を見つけようとすると怖いが、見つけないと出られない。心理的恐怖を見事に扱った傑作。アイディア賞2023

*9:

*10:UNDERTALE、NieRシリーズに続いて、アンチRPGの王道をプレイ。エヴァンゲリオン旧劇版が「現実に帰れ」と謳っていた時期にこのゲームも生まれていますが、同じようなテーマではありながらも、それをもっと素敵な形で表現してるなって、思いました。とても後味が良いエンディングでした。ジンギスカンと釣り大会はもう二度とやりたくないです

*11:やっとDODに触れられた!

*12:一つのブームすら作ってしまった。プレイ時間がむちゃくちゃ短いのに100時間の大作RPGぐらいにエモいし記憶に残るのは驚愕の一言

*13:トロコン無茶苦茶大変でした

*14:

*15:

*16:

*17:

*18:

*19:
ダンガンロンパシリーズで何がおすすめかと言われたら迷わず2を差し出しますね。とは言え、シリーズものなので極力1からやって欲しいですが。これは名作中の名作です。最後のオチは1よりも衝撃的なものになっており、狛枝の仕掛けたトリックは頭をハンマーでぶん殴られた後に血をダラダラ流しながら感動で涙も一緒に流すかのような体験で、僕のゲーム史に確実に爪痕を残しました。

*20:
ダンガンロンパシリーズの最後を飾るのにふさわしい出来です。

*21:なぜか攻略本だけ持ってて想像力を膨らませていた。ゲームは一日一時間だったから。この願いが叶うまでは、2002年まで待つ必要があった

*22:カービィ最高傑作。何周しても楽しく、コピー能力が歴代最高に楽しい。

*23:アクションゲームの至宝。これ以上の2Dアクションはないとすら思う。僕はこのゲームに完全に魅了され、親に買ってもらうために自ら試練を要求し、そしてそれをクリアした。友達とも遊ばず一人黙々と練習する僕の狂気の姿を見て話しかけてくれる友達が生まれ、結果的に友達ができたような気もする。モンスターファームと同じぐらい、良くも悪くも人生を狂わせたレベルのゲームである

*24:ヨッシーアイランドの64続編と期待して期待値うなぎのぼりで待っていたが、食べ物を所定の数だけ食べるとクリア、というのがなんとも中途半端で受け入れられず。完クリのためにはメロンだけより好みしてクリアという苦行をこなさなければいけないのも厳しかった。

*25:

*26:生まれて初めて買ってもらったゲーム。なお、小学生には少々難しかった模様

*27:小学生時に難しすぎて一度挫折したが、時を置いてもう一度やると完成度に息をのんだ

*28:なんとなくシリーズ最高傑作な感じがする。かなり難しいが

*29:大好き。しかし僕の人生初3D酔い体験ゲームでもある。このゲームをクリアするまで気持ち悪い原因がゲームであることに気づかなかった

*30:これを持ってる友達の家に自転車20分かけて通った。友達が鬼ごっこやろうぜとか外行こうぜとか行ってる間僕は、このゲームを自分がやる方法を考え続けていてふと気づいた。鬼になって探すふりしてモンファーをすればいいのでは?そして僕は友達の顰蹙を買った。今でも「僕のことはどうでもよくて、モンファーがやりたいんでしょ」とヘラっていた友達の顔を覚えている。ごめん、当時の僕はそうかもしれない。許してほしい。

*31:未だこのバランスを超えるモンファーを出せていない印象がある。まごうことなきシリーズ最高傑作。

*32:すべての始まり。ゲームはこの時もう一度生まれ直したのではないだろうか

*33:友達にいたずらで記録を消されたことがある。この時ほど人間に敵意を抱いたことはなかったと思う。〇よりつらい苦しみを与える方法を考えて悶々としていた。当時インターネットがなくてよかったし、犯人が確定しきれなくて本当によかったと思う。なお、むちゃくちゃ面白かった。スイクンを探すあたりが最高に好き

*34:本作にてドラクエシリーズは完成したと言い切りたい。3DS版を最初は購入していたのだが、進める過程でこの作品はとんでもない作品だと気づき、大画面でプレイするためにPS4版を買い直した。音楽もシステムも、過ぎ去りし時を求める壮大なストーリーも見事の一言。僕はこの作品でティッシュ箱一箱分泣いた。本当はこうありたかった、そうやって現実は進んでいく。でも、ゲームでぐらい、本当にありたかった姿を見たい、誰もがそう願う。この体験はゲームでしかできないと思う

*35:碇シンジが主人公という攻めたキャラとスチームパンク的世界観で大成功した金字塔。
マテリアシステムも面白く戦闘と物語のバランスが取れた個人的最高傑作

*36:なぜかFF7が受けたのがハリウッド的世界観のせいと勘違いしてラブロマンスに振り切り微妙に。
ドローシステムは若干面倒くさくレベル上げを排したのも攻めすぎで佳作という感じ

*37:原点回帰の名のもとに等身ももどしストーリーもファンタジー色強め。
良作といわれるとそうだなと思うのだが、小さくまとまりすぎてあまり印象がない

*38:切なさ全振りで夢と思い出がテーマの物語色強め。
しかし死人が便利すぎて個人的にはそこまでぴんと来ず。戦闘や収集要素は面白い

*39:FFはギャルゲー。わかってはいるが、いざ本気でギャルゲーにされると手が出なかった。それも切ない物語が好評だった10の後続であえてやる? 攻めすぎでは?

*40:システム特化型。リアリティを増した街やフィールド、そしてプログラミングのようながんビットシステムとゲーム性は最高に面白い。
ただ、ストーリーがあまりに薄い。バルフレアを主人公と考えればまあ・・・ということだけは覚えている

*41:僕の大学の長期休暇を捧げたもの。

*42:難易度ハードでプレイ。ストーリーはちょっと陳腐でキャラはなんか軽い。しかしながら、ステージギミックはとても面白く、ハードな難易度に涙しながらも楽しくプレイした。これまで物語や関係性をメインに育成ゲームとして楽しんでいたが、これが本シリーズの本来の楽しみ方なのかもしれない

*43:文句なし、掛け値無しのFE史上最高傑作

*44:
FGO:プロローグ〜序章 ★★★★☆
こんなにワクワクする始まりのスマホゲームは初めてだったし、このワクワク感はジャンプ漫画に通じるところがあると思った。特にマシュが盾で守ってくれるシーンは少年漫画的高揚感がすごかった。遅れてきた王道。

*45:
FGO:第1章 ★★★☆☆
ジャンヌダルクの存在感がとにかく図抜けていた印象。ジャンヌ・オルタの小心者加減との対比が面白く、今後オルタは萌えキャラとしての立ち位置を確立する。わいばーんがやたら出てくるところは、今となってはFGOも試行錯誤の時があったのだと暖かい目で見守りましょう。

*46:
FGO:第2章 ★★☆☆☆
正直一番好みではない章。EXTRAやCCCであれだけ存在感があったネロの影が薄く、ストーリーも行き当たりばったり感が強かった。ネロという素材があればもっと新鮮味のある物語が作れたはず。

*47:
FGO:第3章 ★★★★☆
時は大航海時代。ワンピースのような世界観で、やはりこのアプリは今のジャンプ漫画に欠けているものを持っていると強く感じる。エウリュアレとアステリオスのコンビがすごく愛おしく、ロマンチックでもある素敵な章。前半の一押し。

*48:
FGO:第4章 ★★☆☆☆
ロンドンというだけで僕の中で加点されるのにそれを減点しきった章。特に最後に雑な感じで玉藻と金時が出てきた時は閉口した。槍王オルタの存在感のなさもまた。

*49:
FGO:第5章 ★★★★☆
ナイチンゲールのキャラがとにかく良く、世界観も壮大。ここからは怒涛の面白さ。

*50:
FGO:第6章 神聖円卓領域キャメロット ★★★★★
奈須きのこが紡いできた数多の物語の中でこれが一番好きというぐらい好き。悪い点といえばアサシン達がやたら訓練をけしかけてくることぐらいで、良いところを挙げればきりがない。冒頭の砂漠の寂寥感とそこから始まる壮大な物語の感じ、敵に回った円卓の騎士の恐ろしさ、そして最後の怒涛の伏線回収。ルキウスの忠誠に涙が溢れ画面が見えなくなった。

*51:
FGO:第6章 ★★★★★
ゴジラが迫ってくるかのような恐ろしさが小さな小さなスマホ画面でここまで表現できるとは。賢王としてのギルガメッシュも格好良く後半には物語全体の伏線もついに回収されていき、終始興奮しながらプレイした。

*52:
FGO:終章 ★★★★☆
そして最後。王道も王道、今まで助けてきた仲間達が集うなかで、マシュが。もうここまできたら一気にプレイするしかない。

*53:ついに待望のシャーロック・ホームズがメインを張る章。この記事に書いたように、モリアーティの解釈が好きだった。

*54:嫌いじゃない。ラピュタとか黒幕の考え方とか好き。けれど、他と比べると粗いシナリオにセンスの古さが加わって評価が悪いんだろうと思う。確かに2018年に「ちぃ覚えた」は痛かった。古典か。

*55:実に王道中の王道。なんだかニンジャスレイヤーを思い出したりもした。剣豪が出て殺す。シンプルなシナリオは強い。

*56:魔女裁判というテーマや人狼ゲームのような雰囲気など、途中まで最高に好きで好きでたまらず、シナリオアップデート一時間前からセイレムでグーグル検索しながら待つぐらい好きだったのだが、FGO考察勢の素晴らしくスリリングな展開予想は全て外れ、演劇要素もサーヴァントの会話の違和感もうまくストーリーに織込まれず、最後に黒幕が全てをなぜか語り始める尻すぼみな展開になったのは本当に残念だった。今からでも書き直してほしい。

*57:
人類は自然の厳しさに淘汰された、というIF。

*58:
人類は神に支配されて生きていた方が幸せだったのではないか、というIF。確かにこの現代社会を見る限りそうなのかもしれない。クリプターの女の子が少女漫画ヒロインとして機能しており、読後感は少々少女漫画に近いかも

*59:
人類は秦の始皇帝に儒を奪われて生きていた方が幸せだったのではないか、というIF。確かにディストピアではあるのだが、現代社会と比較してどう考えてもこっちのほうが幸せじゃないか、と思ってしまうのは僕だけではおそらくないのだが、これは虚淵さんも計算していなかった読後感なのかもしれない。冒頭のぐっちゃんとサーバントの会話が実にハードボイルドで虚淵さんらしくとてもよい

*60:いろんなサーヴァントを使わせる試みは面白かったが、シナリオはまあそれなりのもの。そしてその試み自体も成功したとは言い難い。個人的には楽しかったのだけれど、ツイッター上の反対意見には全て納得できてしまった。

*61:これは実に素晴らしい短編です。Fateの仕組みをうまく使いながら、ミステリーとはこういうジャンルだよと未経験者に優しく提示するかのような実に丁寧かつ親切なお話。ミステリーファンとしてこういう間口を広げる試みには諸手を挙げて賛成しちゃいます。円先生には是非長編も書いて欲しい

*62:テーマは面白いのだけれどいかんせん な が す ぎ る。そしてループもので何度か周回しないと必要なイベントが来ないことによって、頭が切り替わらないというシステム的な欠点を持っている。ゲームシステムがシナリオのよさを損なってしまった悪い例に思える

*63:あまりシナリオ関係ないイベントなので評価するべきじゃないのかもしれませんが、僕にとってFGOの高難易度は理不尽かつ時間泥棒で前年度のネロ祭でトラウマを植えつけられました。素材だけ周り一度も高難易度にチャレンジしないことで今年は平穏を得ることができましたが、やはりFGOはゲーム性だけでは勝てないゲームだと思う

モリアーティ教授が「パパ」とフランケンシュタインに言われて喜ぶ世界。それがFGO。

夏が来た。ガチャの夏だ。FGOだ。

モリアーティ教授を奇跡的に無課金で引けたので、

シャーロックホームズも引きたいと頑張ったら、

2周年記念とかメンテのお詫びとかの石が全部消えて、

あとには何も残らなかった。虚無。

 

まあ、それはいい。シャーロックホームズの話をしよう。

もはや探偵という概念そのものと言える彼らの。

 

シャーロックホームズシリーズの一ファンとして、

あのモリアーティ教授が新解釈されて、

FGOで生き生きと振る舞っているのを見るのはとても痛快である。

今や、夏イベント(ギャグ色強め、夏だし)で、

フランケンシュタイン(もちろんFate世界では女の子にされている)に、

「パパ」って言われて喜ぶ道化である。

 

シャーロックホームズファンは大切な登場人物を、

そんな風に扱われて怒らないのか?

と、あなたは思うかもしれない。

まあ、怒っている人ももちろんいると思う。

けれどね、モリアーティを「ザ・悪のカリスマ」として、

超格好いいキャラとして「だけ」捉えている人は、

多分ホームズにどっぷりというファンではない。

シャーロキアンと呼ばれる人たちであれば、

歴史小説家として名を残したかったコナン・ドイルが、

さっさとシャーロックホームズを終わらせようと作った雑なキャラであり、

既に作中でキャラがブレてることを知っている。

 

Wikipediaでも言及されている。

ジェームズ・モリアーティ - Wikipedia

高名な数学教授として安楽椅子に座って、

計画だけを犯罪組織に与えて狙った獲物を必ず殺す

犯罪会のナポレオンなはずが、

ホームズの家に直々に訪問して忠告したり、

電車に乗って追っかけて来たり、

武術の達人のホームズと滝壺で取っ組み合ったりする。

いや、あなたが出てきちゃダメでしょ、みたいな。

 

そんな矛盾も抱えつつ、実はこれだけ有名でありながら、

登場作品がたった6作品と少なくてあまり詳細に描かれていない、

ということを逆手に取ったのが FGO のモリアーティ教授である。

お茶目な髭の似合うアラフィフ紳士。

まあしかし、実際にホームズとモリアーティが英霊として、

召喚される世界があったらこんな感じかもなーと思う。

 

変に超格好いい悪の総帥と描かれないところで、

FGO を僕はとても評価している。

 

むしろ、シャーロックホームズ側が苦しい。

まあ、彼はモリアーティと違って原作であまりにキャラが固まっているし、

  (ほっとくとヤクは吸うし部屋にピストルで穴を開けて遊ぶし)

  (現場這いつくばって操作するし以外と負けてるし)

かなり扱いづらいんだろうなーと思う。

特にミステリーでもなんでもない FGO については、

理論がふわっとしてるので、

ホームズがドヤ顔で「まあ、当然わかってたけど」みたいな顔しても、

冷めてしまうことが多い。

創作における天才キャラは扱いが難しいのだ。

 

ホームズは今後もFGOにおけるキーパーソンだし、

モリアーティのように独自キャラを確立して

くれるのを期待してるんだけど、

まさかコナンとかじゃなく、

Fate がシャーロックホームズを、

こんなに押してくるなんて、うれしいなあと、

そんな風に思っているのでした。

 

ちなみにモリアーティがピックアップされたガチャは、

過去最大の収入を獲得したとか。

さすが犯罪会のナポレオン、

悪い文明のガチャとも相性がいいのですな。

夕べの夕陽の眩しさの理由も言えないまま。

最近よく彼女の夢を見る。
目が覚めると見知らぬ天井が僕の前に立ちはだかる。
見知らぬ天井が家の天井に似ていて一瞬安心するのだけれど、
すぐにここは寮の天井と気づく。一人暮らしの天井。
そして僕はまたまどろみの中に落ちる。


なぜか夢の中で彼女は笑っている。
彼女の心は疲れ果てているのに、笑顔は変わらないままだ。
その無邪気な笑顔は昔から疲れ果てた心を隠すためのものだったのかもしれない。
僕にはそれは無邪気な笑顔にしか見えないから、
彼女はさらに心を閉ざしてしまったのかもしれない。


洗濯物が乾かない世界の中で、
僕のアイポッドに取り込んだ音楽はノイズが混ざるようになった。


宇多田ヒカルの新しいアルバムはお母さんの存在をひどく感じさせる歌詞だった。
暗くてその中で必死に何かを探すかのような。
宇多田ヒカルの笑顔も無邪気で、
彼女から家でひたすらテトリスをやっているような孤独を感じることはない。


「ずっと止まない止まない雨に ずっと癒えない癒えない乾き。」


それを隠してみんな笑い続けている。僕も、あなたも。


どうしても伝えたいことがあったような気がしたけれど、気のせいかもしれない。
どうしてもやりたいことがあったような気がしたけれど、気のせいかもしれない。


テレビをつけると偉い人がワークライフバランスという難しいことを言っていた。
何か辛いことがあったとしてそれから逃げるように仕事をする人に、
ワークライフバランスを問うたら何て答えるのかな。
僕は今仕事をしているときが一番楽しい。次に映画を見ているとき。
音楽はいつも聞いているからそれに対して楽しいとか悲しいとかはない。


僕は村上春樹風の歌を聴けで鼠に言わせたことをまだ信じている。


「みんないつかは死ぬ。
でもね、それまでに50年は生きなきゃならんし、
いろんなことを考えながら50年生きるのは、
はっきり言って何も考えずに5千年生きるよりずっと疲れる。」


そう。だから考え続けなければいけないのだ。
でも疲れてしまったのだ。
誰かが隣にいれば、それこそ、猫でもいい、金魚でもいい、水草でもいい。
誰かが隣にいれば、考えなくてすむのに、一人でいると考え続けなければいけない。
それをごまかすためにアニメや映画やスマートフォンの画面を見続けるのも疲れたよ。
僕はさらに目が悪くなった気がする。


いろんなものにいい加減でいたい。
すべてのことを決めずにいたい。
何も考えずに流されて生きていけたら。


「優しさにいい加減でいて。
むなしさにいい加減でいて。
くやしさにいい加減でいて。」


そうだ、いい加減でいよう。


「Everybody finds love」


そうだ、いい加減に愛を探そう。


「And true love waits In haunted attics
And true love lives On lollipops and crisps」


真実の愛はお化け屋敷で待っていて、
ロリポップキャンディやポテトチップスの中で生きているんだって。


でかけよう、この馬鹿みたいにくだらない日常の中で。
馬鹿みたいにくだらないところに隠れている真実の愛を探すために。
夕べの夕陽の眩しさの理由も言えないまま。

2015年ベストソング10選

選考方法。

iTunesから2015年の曲を再生回数でソートした結果を元に、主観で適宜並び替えて選考する。

便利な時代になったものです。願わくばAppleがあと10年はつぶれませんように。

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summer sonic 2015 tokyo day2

KANA-BOON@MARINE STAGE 11:20
マリンステージのトップバッターと言えばメロコアであり、ELLEGARDENあたりが印象に残っているが、今はKANA-BOON。メロディと歌詞がいいバンド、というのはいつの時代も強いし、必要で、ELLEGARDENは僕にとってそれを極めたバンドだったのだけれど、彼ら亡き今も、それを担うバンドがちゃんといる。素晴らしくキャッチーな曲の連打で、最後は名曲と名高い「シルエット」で締め。シルエットは本当にいい曲だ。


MAN WITH A MISSION@MOUNTAIN STAGE 12:50
まさかのセトリ変更で開始直後を見逃し、友達共々ショックを受けた。Web上のセトリは変わっていたのだけれど、配布された冊子のセトリはそのまま。せめて注を挟むぐらい欲しかった。「もう始まってるじゃん!」と悲しみながらも途中から合流。TVで聞いたことある通りの、安定した演奏で本当にうまい。彼らの中身は年季の入ったバンドからの混成メンバなのではないかという説に妙に納得してしまうぐらいである。Fly Againは本当に彼らのアンセムで、会場の後ろの方までみんな手を挙げて振りをしていて、この曲のノリはサマソニ勢にも受け入れやすいらしい。きゃりーの振りと違ってロックだから恥ずかしくないのだ。Cメロ以降のコードが変わるサビが本当に高揚感ある。


ちなみに彼らの着ぐるみは口の位置が変なところにあるから、ボーカルをカメラで写す時は口が写らないように顔の上の部分だけが映るらしい。本当にそうなっていて、なんか面白い。「見る方に気を使わせるバンドだね」というのは、友人談。


BIGMAMA@BEACH STAGE 13:40
セトリが変わったことであきらめていたBIGMAMAが見れるようになって、途中から見に行く。ボーカルが噂通りの優男イケメンで、思った通りちょい臭いMCをしていたのだけれどそれはまあご愛嬌ということで、やはりバイオリンの音が効いていて、アルペジオが綺麗な良いバンドと思う。BEACH STAGEはむちゃくちゃ暑いのだが、後から来てもアーティストがとても近くで見られるのでよいです。


Sweet DreamsをTUTAYAで一目惚れして好きになったので聞きたかったけれど、やってくれなかったのが残念。でも締めのMutopiaはとても爽やかで良い曲でした。曲はとても良いので、歌詞からもっとキッズ臭さが抜けてくれるとさらに好きになれそう。


THE SCRIPT@MARINE STAGE 14:55
まだ日本では無名ながら、Mr.Childrenばかり聞く友人も惚れさせたバンド。実にメロディアスな曲を書くバンドで、スケールも大きいのでドームでの合唱とかが似合いそうです。さすがに知名度的に合唱はなかったけれど、ステージの中にガンガン入り込んで歌って警備員に止められるボーカルの「みんな大好きだー」という感じのハートフルさと、ちょうど曇り空で雨がちらほらする中で聞く美メロは素晴らしい。これから日本でも人気が出てほしいなあと思った。ちなみにここのボーカルもイケメンなのである。このご時世にリーゼントみたいな髪型で色気出してそれが似合っているのだけれど、なんだろうこれ。


ちなみに僕はこの日、友人とアリーナのブロックを逆にして予約するという失態をやらかし、アリーナに入り込むボーカルが友人の目の前ぐらいまで来ているのを2階から眺めていたのですが、美メロに癒されてギリギリ正気を保っていたのでした。


ZEDD@MARINE STAGE 16:15
そしてついにZEDD先生の登場。若干25歳、私より年下にしてEDMの王様、気がついたらApple MusicのTOPにも新作「True Colors」のジャケットが並び、まさに時代の寵児という感じ。そしてBIGMAMA、THE SCRIPTに続くイケメン3連続。音楽の才能があるイケメンとか腹立つわー。モテて仕方ないだろうに。


そして「Ture Colors」きってのキラーチューン「Beautiful Now」でいきなりマリンステージは巨大なダンスフロアに変貌。ロッキンオンの山崎編集長のレポート曰く、2階席まで総立ちで踊っていたそう。これは次の月のロッキンオンがドラマチックに「ロックフェスをEDMが塗り替えた日」などとセンシティブな見出しで特集が組まれてしまう。


そこからもキラーチューンの連続、若干センチメンタルだった「True Colors」もアゲアゲにアップデートされ、MAGIC!のボーカルもフューチャーし、マリンステージは完全にどこかのクラブハウスに。テキーラを持ってくる店員がいないだけでそれ以外は完全にダンスフロア。ZEDDが手を挙げてバスドラムの連打がくる度にマリンステージの全員が飛び跳ねる光景は恐ろしいほどのパーティ感。周りの人は踊り狂うわ、携帯で記念写真や動画を撮りまくるわ、肩車をするわ、の酒が入っていないとは思えないほどのやりたい放題。僕はZEDDの曲は本当に好きなんですが、この光景には正直なところ、若干引いてました。このリア充感、ちょっと苦手だ!せめて近くに友達がいればよかったけれど、チケット取りミスでいないし!しかし、そんな僕の複雑な心境等つゆ知らず、ZEDDはそのフロアの中心に立った一人で、まさに王様のごとくオーディエンスを踊らせ、笑顔にし続けました。


友達と合流後、友達がEDMを適切に言い当てる一言を言っていました。
「ZEDDは仕切り屋さんだね」
まさに、そのとおり、EDMの踊らせ方は「仕切り」です。適切にパーティを仕切り、盛り上げ続ける音楽がEDMなんです。EDM勢に若手イケメンが多いのも納得。だって、仕切られるのならば、はげ上がったおっさんより、若いイケメンに仕切られたいですよね。彼らはスネアドラムの連打からのバスドラムの4つ打ちをCDJでコントロールし、パーティを仕切っていく。そして客はその命令通りに踊ることの仕切られる楽しさを植え付けられる。これは音楽としては、正直かなりずるい。


ZEDDはシンプルなCDJと時々シンガロングさせるために音量を最高に小さくするためのつまみだけをひねるだけで、あとはライブ中、手を挙げたり観客をあおるだけ。正直誰でも同じパフォーマンスを一ヶ月も練習すればできるようになるでしょう。もちろん、そんなことは彼も百も承知。それを分かった上で曲だけで勝負して勝っている、誰も文句は言えない。でもやっぱりこれは、ずるい。


この「ずるいな」という感覚を持った人が、EDMのブームに苦言を呈している人であり、僕のように少し置いてきぼり感を感じた人だということ。一方、それでもこれだけパーティ感のあるライブができる音楽はEDMをおいて他にない。なぜなら、THE CHEMICAL BROTHERSも、Underworldも、daft punkも、the prodigyも、そのダンスミュージックとしての麻薬性は効きが悪い人がいるけれど、EDMのスレアの連打からバスドラでは踊らない人はいない。王様の仕切りにはあらがえないのだから。


ZEDDのライブをサマソニのベストアクトに選ぶ人はたくさんいるでしょう。これから、EDMはまだまだ広がっていくでしょう。気難しいサマソニ勢すらパリピーに変えてしまったのだから、これからさらに一般層にも広がるでしょう。そして、それに反抗する人達もこれからたくさん出てくるでしょう。ある意味、ダンスミュージックはこれから面白くなるかもしれない、そう感じたライブでした。


CARLY RAE JEPSON@MOUNTAIN STAGE 17:40
「Call Me Baby」も「I Really like you」もyoutubeで億再生をたたき出す世界の歌姫。だけれど、ライブは思ったより等身大の女の子感が溢れており、まるでUS版miwaと言った感じで、親しみやすさに逆にびっくりしました。結構バラードも多めで、ZEDDで疲れた足を癒しながらまったりと楽しめました。


Pharrell Williams@MARINE STAGE 19:25
そして最後はこれまた出す曲出す曲世界的なヒットを繰り返すプロデューサーであり、daft punkにfeat.されたりしてその歌まで評価されているファレル先生。20代と言われても分からないぐらいのイケメン。この人もまた時代の寵児となる運命を背負った人である。


友人含めみんな知っている彼。でもまあ、ネプチューンズから好きな訳でもないしお酒を飲めるしとスタンド席を選択。これが大当たり。彼の色気のある声も、ミニマルなフレーズを繰り返す伴奏も何もかもむちゃくちゃお酒に合う。いい音楽といいお酒とはこれほどまでに良い物なのか。という感じで、最初の「Freedom」のピアノから軽く酔った頭に絶妙なほどにしみ込んでくるクールさ。このミニマル感、ビート感、邦楽ではなかなか聞けない。


最初は「Happy」を含むソロアルバムから、途中からHIP HOP色の強いN*E*R*D時代の曲という構成で、正直POPS路線の最近の曲の方が好きなので途中少し退屈に思えたところはある。ただその印象も、最後のGet Lucky〜Happy〜Freedomの畳みかけで完全に塗り替えられてしまった。ファレル氏は見るからに女の子好きそうだし、実際ライブでも綺麗なダンサーと円陣くんだりしてるし、絶対女の子大好きなはずなのだが、それが音楽にも現れている、つまり、お酒を飲んで女の子と踊るために究極的に合う音楽なのだ(注:お酒だけでも周りが男ばかりでも、大丈夫、十分楽しめました)。サマソニ5回目にして、スタンド席で酒を飲みながら酒に合う音楽を聴くという新たな楽しみ方を知ってしまった!


最後の2回目の「Freedom」軽快なビートとピアノとコーラスが気持ちよすぎて頭から離れなかった。本日のベストアクトは彼に決まり。これからはサマソニに「酒を飲みながら気持ちよく聞く枠」を確保することにする。


BabyMetalでアイドルの極北を見て、THE CHEMICAL BROTHERSで麻薬としてのダンスミュージックを聞き、ZEDDで最大規模のパーティを仕切るダンスミュージックを聞き、最後はPharrell Williamsの黒人のリズムで踊りお酒をのむ。カラフルでバラエティに富んだなんとも充実したサマーソニックだった。ベストイヤー。