ROCKSTARの皮肉な栄光

例えば、「どんな気分だい?心臓が止まったときって」とイアン・カーティスの死を憂いた、「(君が死んだことを思い出すから)憂鬱な月曜日・・・Blue Monday」が世界中でヒットしたNew Orderだったり。


例えば、「I LOVE YOU」という書き置きを残してリッチーが失踪し、傷心のまま、残されたメンバーだけで作った「Everything Must Go」がバカ売れして国民的バンドになったMANIC STREET PREACHERSだったり。






彼らがROCKSTARになった理由はあまりにも皮肉だ。


そして、それだからこそ、僕は彼らを愛してやまない。
不器用で、皮肉屋で、大口叩きで、そのくせ情けない、そんな彼らを。
そんな彼らの作る美しい音楽を。






今日のバイト帰りのBGMは「Blue Monday/New Order」・・・第一印象は最悪だったこの曲。でも今では不器用なリズム、ふにゃふにゃした電子ベースも、抑揚の無い歌声も愛しくてしょうがない。ロマンチックなシンセがメインに鳴るところが一番好きなパートです。


「どんな気分だい?心臓が止まったときって」