今日は金城学院大学の学校祭だったようです。
誰かさんに強く「来るな」と言われたけれど、こっそり友人と参戦して来ました。
誰かさん曰く「変なユニフォーム」で働く、彼女達の姿を遠くから見守りました。
という書き出しで誰かさんをびっくりさせたかったけど、残念ながらそんなことはなく。
結局、今日は一日中家でまったり。こんばんわ、so-naです。
今日はちょっぴり、ためになるお話。
おとといのこと、僕が友達と一緒に暇をつぶしたり持て余したりしていたところ、
外人さんが僕らの机にやってきました。
友達は外人顔でウエンツに似ているので、とうとう逆ナンパも国境を越えたかと思ったら、
どうやら違ったようで、サークルの知り合いだそうでした。
その人は日本語の授業を取っているらしく、どうやらレポートに苦戦しているよう。
唐突に僕に本を渡すと、こう言いました。
「その本を買ったということにして、質問に答えてね?」
「あ…はい」
「その本を買ったのですか?」
「そうです」
「高かったですか?」
「(?)いえ、高くなかったです」
「読み終わりましたか」
「(??)読み終わりました」
「そう、それなんだけど…
日本人は2個目と3個目の質問で、そうですって答えないじゃない?
それがどうしてか、をレポートにして出さなくちゃ行けないの」
言われてみれば確かに。二個目と三個目の質問で、
「高かったですか?」
「そうです」
「読み終わりましたか?」
「そうです」
って答えると、伝わるんだけど違和感があります(口に出してみると分かる)。
どうして「そうです」じゃ駄目なんだろう?
「はい」なら多分大丈夫なんだけどな。それでも、英語で訳したらともに「Yes」だし、
外人のお姉さんにも分かるような説明ではないだろう。
そもそも、「はい」ともあんまり言わないよね。
だいたい「高かったよー」とか、「まだ読み終わってないけど」とか、
「もう読み終わった」とか質問内容を繰り返して答えるのが、一番日本語として自然かな。
何でかと問われると、それは直感的なもので答え難いんだけど。
どうしてだと思います?なんとかこのもどかしさを言葉にできないかなあ。
ディスプレイの前の貴方はどうですか?
しかしまあ、外人さんって大学で僕らの国語並みの勉強してるんだなあと感心した瞬間でした。
日本語は曖昧な表現が多い分、習うと難しいだろうな。そこが好きなんだけどね。
※
「あ、そろそろ授業だわ。わかったら教えてね」
「分かった、んじゃーね」
「まあ分かったところで、彼女の携帯のアドとか番号とか知らないんだけどね」
「サークルで会うんじゃないの?」
「あの人サークルほとんど来ないよ」
「じゃあやっぱり、今のは逆ナンだったの?」
「そうです」
「違和感ないね(笑)」