色褪せた日々のセピア色の感情を紐解く

ちょっとうれしいこと。歌詞検索サイトに、SUPERCARの「Futurama」の歌詞がアップされてます。ココをクリックして、「スーパーカー」とカタカナでいれて検索してみてください。たくさんの曲がヒットし、そのなかに「Futurama」の中の曲も・・・この頃のSUPERCARの歌詞は凄いよ。特に「Flava」「Karma」(夕べの夕陽の眩しさのわけもいえないまま・・・このブログのタイトルの元ネタ)「FAIRWAY」がオススメです。で、最後に「Baby Once More」を見てください・・・ね?この歌詞すら載せてくれたことに、このサイトの誠意を感じます。胸がときめく、シンプルな言葉。


ちょっと頑張ってること。初めてオークションに手を出して、oasisのチケットを入手しようと、奮闘しています。せっかくそのときにちょうど東京に行く予定があるので、もし取れたら願ってもないタイミング!!本番前にしっかり名曲達を覚えて、「合唱」というライブを体験できたら、もう言うことはありません。


ちょっと悲しいこと。オークションに不自然なほど、氾濫するチケット。予定が合わなくなった人だけでなく、金儲けのためにチケットを取って売る心無い人がいっぱいいるんだなあ・・・といらいらしつつ、目を凝らして安く、いい席を探す・・・。


そんな僕の色褪せた日々には、もうここにわざわざ書くようなことはないのですが(というかあったとしても、そうとうぼやかして書くんですが)最近村上春樹ブーム再燃中です。今は、「ダンスダンスダンス」を読んでいるんですが、ちょっと文章がくどいけど、やっぱり面白い。繋がっていること。でも結び目が良く見えなくて待つこと。踊り続けること。

「・・・みんな同じさ。何かを持っているやつはいつかなくすんじゃないかとビクついてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかって心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力するべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにもいやしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」
「ひとつ質問していいか?」
僕は肯いた。
「あんたは本当にそう信じてる?」
「ああ。」
鼠はしばらく黙り込んで、ビール・グラスをじっと眺めていた。
「嘘だと言ってくれないか?」
鼠は真剣にそう言った。

風の歌を聴け」より・・・「僕」の言葉にドキッとさせられる場面。僕自身としては、鼠の立場に近いかな。「嘘だと言ってくれないか?」


もしこれが嘘じゃなかったら、今の僕は「何も持ってないやつ」側にいる・・・と(勝手ながら)思います。とっても心配してるし、強い振りもできてないな・・・まあ、そんなもんか。