手垢のついた命題 答えの出ない例題

ドラマの電車男の初回がそこそこ面白かったです。最初だけかもしれないけれど。でも凄い力の入れようだ。にんじんを後ろにつけた女の子ってドラマのオリジナルだよなあ。稼げるときに稼いどけって感じですよね。
いや、なんだか本には素直に感動したんですけどね・・・電車男。むしろ、セカチューよりも素直に感動したんですけどね。映画感動するって友達も言ってたしね。


友達がやっているホームページの掲示板を見ていたら、「幸せって何ですか」というある意味手垢の付いた命題が載っていて少し笑えました。しかもそれに対する友人の返事が凄くネガティブで面白かったので、そのまま載せてみます(著作権とかは・・・多分大丈夫なハズ)

幸せとは。
幸せな時には決して考えることのない概念である。
よって不幸せな時にしか認識できずに
『決して掴めないモノ』と化すのである。
”あ、今すごく幸せだ・・・”とか言うのは自分に言い聞かせてそうだと思い込んでいるだけである。
幸せとは・・・虚構の概念である(泣)

まあ、共感っちゃあ共感するかな。まあでも悲しいことに、標準的中学生、高校生、大学生が「幸せって何だろう」と大げさに口にするときは、(男の立場から言えば)大抵彼女がいなかったり、彼女とうまくいってなかったり、好きな子ができたり、と異性について悩んでいるときばっかりですね。それで、
「あの子とのメールは楽しいけど・・・返事が一時間返ってこないだけで凄いつらい」
「付き合ってみたけど、片思いのころのほうが楽しかったかも」
「彼女できたけど・・・ほんとに好きかなあ。恋に恋してただけかもな」
・・・みたいなある種の矛盾が発生したとき、口をついてよく出てくる気がします。レベルが低い気もしなくもないけれど、まあかといって、高校生とかが、「日常への埋没」と幸せをリンクさせて考えるのは背伸びしすぎだと思うし、無理があるのでこんなんでいいんでしょうね、きっと。
もちろん、もっと重いものを抱えて悩んでいる人たちの口からも出てくる言葉だとは思うけれど。ここはあえて軽めに口に出すときの心理に絞って考えてみました。