最近の鮮烈な音楽体験

さて、音楽ブログ。最近長いレビュー書いていないので、リハビリが必要かもしれませんね。というわけで・・・


あ、その前に「The Smashing Pumpkinsが復活宣言」したみたいですよ。ジェイムス・イハ(G)、初代ベーシスト・ダーシー(Ba)が戻るかどうかはまだ不明みたいですが、彼らの新曲が聞ける・・・あの高らかで、手数が多いのに聞きやすいドラムに、ビリーの声が乗るかと思うと、素敵な気分です。ちょっと詳しいことはコチラのサイトへ。


話を戻して。というわけで、最近借りてきたCDの中で一番よく聞くManic Street Preachersの最新作「Lifeblood」の中の、シングル曲「The Love Of Richard Nixon」のあまりに素敵なギターソロについて長々と語ってみたいと思います(そんな曲知らねえよ、ていうかギターソロかよ、って声に必死に耳をふさぎながら)。

あのエレキヴァイオリンのような細くて鋭い音色がゆっくりと入ってくる。なんて魅惑的な音色なんだろう。それは抱え込んだ憂いや、世の中に氾濫する皮肉な事態を内に秘めながら、高くて透き通ったメロディを歌いだす。微かにその音色を震わせながら。この曲はまるですべてこの20秒もないギターソロのためにあるかのようだ。

いったいこの曲のギターソロを知る人のどのくらいが、この記事を見てくれるんだろうか。と思いつつ、ただの歌モノに戻っちゃったかと思えば、あまりに透き通ってカラフルなギターだけでも心震える、80年代の匂いがするアルバム「Lifeblood」。やっぱりこのバンドはすごいよ。もっとたくさんの人に聞いてもらいたいです。