さて、誕生日。

ブログで自分の誕生日について語ることには、ちょっとした危険がある。
それは、「祝って、祝って!!」という下世話な感情が読み取られかねない、ということ。
身内とちょっとばかしのネットでの知り合いが閲覧するmixiにならまだしも、
一応万人が閲覧すると思われる、このブログに「今日は誕生日である」と書くことは、
なにかとスマートではない、と思う。


というわけで、今月中の僕の誕生日はいつのまにか終わりました。
終わっていたのです。


しかし、この誕生日、諸事情によって普段のそれとは少し違いました。
今日はその、いつのまにか終わっていた僕の誕生日について、少しだけ。

それは、その日の悪かったテストの記憶を、跡形もなく真っ白に更新するような、
柔らかく、甘い匂いの香る日だったのでした。

というわけで、こんな他愛のない記憶の記憶を此処に残して。
余韻をその肩に背負いながら。
今日はおやすみなさい。