のだめカンタービレ

「音楽とは君にとって何なの?」
「『僕』というつまらない映画を、少しでも色づけるための、叙情的なサントラかな」
気持ち悪い一言から、どうもこんばんわ、so-naです。


というわけで、今日は楽しみにしていた「のだめカンタービレ」のドラマについて。
クラシック漫画ということで、やっぱり音が付いたらどんなになるんだろう…
ってもの凄く期待してましたが、やっぱり最近の月九の低迷からか、
テレビ局も力の入れようが違って、とっても楽しいドラマになっていたと思います。
内容に触れるので、以下は「続きを読む」へ。


そもそも、昼間のいいともにゲスト参加しているのを見たときから、
上野樹里さんの「のだめっぽさ」にはびっくりしてたんですが、ドラマでそれは確信に。
(どうして学生が月曜日のいいともを見てるかって?風にでも聞いてください)
かなり漫画っぽいコミカルでカラフルな演出にも負けておらず、
あの「ぎゃぼー」とかの台詞にもほとんど違和感がない。見た目もばっちり似てる。
彼女はのだめです。あまりにはまり役で…実は「のだめカンタービレ」は本当にあった話で、
「のだめ」本人に会ったんじゃないか、という気分になっちゃいました。


そして、演技力がちょっと足りないんじゃないか…と少し心配だった千秋役の玉木宏も、
見た目はばっちり千秋に見えるし、のだめに食われてもなく、良かったです。


ということで、主役ふたりはとても良く、他の峰君や多賀谷さんや三木さんも似合ってて、
キャスティングはばっちりだったと思います(シュトレーゼマンはまあ…ありかな)。
また、音楽もみんなクラシックで統一されていて雰囲気はばっちりだし、
やっぱり音楽漫画を、実際に音が鳴っている状態で見るっていうのは素敵な話。
ピアノ連弾のシーンなんか、特に音楽とモノローグの両方に揺さぶられちゃいました。


そういえば、つくりは基本的に原作に忠実だったんですけど、
原作を読んでいない人の目にはどう映ったのかちょっと気になりますが…


まあ、そんなこんなで、久しぶりに次回が楽しみなドラマが始まったなあという感じ。
結構笑えるし、見ているだけで、クラシック音楽に触れられるというお得ポイント付き。
来週は「Sオケ」も始まるみたいなんで、わくわくしながら待ってようと思います。



※※今週の名シーン


のだめと千秋、ピアノ連弾練習中…
「転調するなあ!!」


一番笑った。明るいメロディがいきなり陰気になる、転調ってすごい。