いざ山へ。

明日の始発電車に乗って、キャンプに行ってきます。
一日目は山の中で一夜を越し、その次の日は友達の家へ。


僕がここで、「海に行きたい、とくに夜の」と言ったら…
なぜか僕がいないところで、海に行った人たちが続出したので。


悔しいから僕は、山に行ってきます。
高くて暗い星空を見に行って、流れ星を見ながら、
願い事をかけるのも忘れて、友達から借りた煙草でも吸って。


そんな風に大学生らしく、青春してきます。



中学一年生の時、僕等のクラスの級訓は「青春」でした。
そうしたら、朝の学年集会で、級訓の意味を聞く時間があって。
僕等のクラス代表の子は答えられなくて。


みんなから嫌われていた隣のクラスの担任に、
「級訓が考えなしですね」みたいなことを言われたっけ。


どうせそいつは、筋金入りの科学馬鹿で、
ロマンも何も分からないから、反論する気も起きなかったけど。


青春はそんな、目に見えるものしか信じれないあなたには、分からない。
でも、青春があるとしたなら、きっとこれからの旅先で起こること。
きっとそういうことで、それ以上でもそれ以下でもないんだから。



行ってきます。