夏休みとブログ

夏休みになると、ブログの更新頻度が下がる傾向にある。
特にまったり好きなときに更新しているこのブログでは、なおさらだ。
どうしてかと考えると、多分日常に隙間がなくなってしまうからだ。
好きなときに好きなことが出来る夏休みは、当然好きなことを隙間なくしてしまう。
ゲーム三昧読書三昧で気がつくとぼんやりしている時間がない。
ぼんやりと帰りの電車に乗りながら眠気にまかせて目を閉じ、
音楽を眠った頭には聞こえていないのに垂れ流している、という時間がなくなる。
すると僕のブログを書くときの主な原動力である、センチメンタリズムが生まれない。
だからブログの更新頻度が下がる。
つまり僕が夏休みになる度に痛感するのは、
楽しいことは適度に抑圧されてこそ楽しいのであって、
楽しいことをひたすらやり続けることは楽しいことではないということである。
まあこんなことはとてもあたりまえのことなんだけど。かっこわらい。


しかしここまで書いてひとつ気がついたのだけど、
僕はブログを更新したくならないことをまるで精神不衛生のように語っている。
良く考えてみたらそんなことはない。あるはずがない。
だから上の理論は全部なかったことにしよう。
こうして僕の日常には今この瞬間、ブログが書かれて消された跡という一種の隙間が出来た。
それはとてもいいことだ。だからブログを書くということはいいことだ。あれ?