日記7

昼の12時に起床して、また5時から7時まで昼寝して。
きっと「日常をこぼす」という表現は、こういう時に使うんだろうな。
そんなことに考えながら、何の気なしに音楽をかけると、
「くだらない時間」が一瞬にして、「キラキラした時間」に変わるんだ。


どうしてだろう、昼寝した後の音楽っていうのは、不思議なくらい胸にすうっと染み込む。
心がニュートラルに戻されているからかもしれない。
みんなも試してみてほしい、昼寝の後に好きな一曲を聞くだけで、
今までこぼした時間を埋め合わせるように、メロディが染み込んでいくから。


あれ、僕と日記さんで対話しているだけのはずが、急に世界に呼びかけてしまった。いけね。



最近はよく、図書館で本を借りている。
昨日のデート帰りにも立ち寄ると、とても面白そうな本を見つけた。
「夢の続きを見るための本」というタイトルの本だ。
大抵において、夢と言うのは見たいと願った時に覚めてしまうので、肝心なところが見れない。
しかし、とある条件を満たせば、それを見ることができるようになると言う。
正直最初はネタ的な本かと思っていたが、そうではなく、
哲学と心理学の中間あたりを狙った本のようだ。夢診断のフロイトなどについても言及している。



もしかしたら、水曜日の夢で、彼女が僕をどこに連れて行こうとしていたかも分かるかもしれない。
とりあえず、夢と言うのは自身の心理状態だけでなく、その時の環境に影響されるという。
(極端な例では、寝ている人に強い光を当てると、火事の夢を見たという事実もあるらしい)



とりあえず、来週の水曜日の授業も、寝ることになりそうだ。ごめんね、教授。


「昼寝の後に素敵な音楽を聞いたなら、今日はもう何もいらないよ。」2007.5.4.20:36pm