[Diary]歪んだ世界のたくさんの矛盾たち
「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」という、矛盾した二つの言葉がありますが・・・果たして僕はどっちを信じればいいんだろうか。失敗を失敗でまた塗りつぶしてしまった僕に。タクシーに揺られて、もう光の届かない、奈落三合目にまで着いてしまった僕に。ああ、神様。僕の三度目は、希望なのですか、絶望なのですか。
って感じで「『二度あることは三度ある』と『三度目の正直』ってどっちが正しいんですか？」これってトリビアになりませんかね？よろしくお願いします。
って二回目も失敗したら書くつもりでしたが、幸い、さすがに二度目は受かりました。応援してくれたみんな、鼻で笑ってくれたみんな、もっとあからさまにバカにしてくれたみんな、もう世界中の人々にありがとう・・・なんて言ってみたりして。まあそれなりにうれしいです。というより安心しました。「二度あることは三度ある」と「三度目の正直」のどっちが正しいのかについて、一晩中悩まなくて済んだので。
今日びっくりしたのは「俺、沈黙駄目なんすよ〜」を連発していた、僕が検定中同乗した男の子。彼ったら、僕が手に汗握って受かった試験で、無駄話連発。以下彼のオモシロ発言たち。
（なにしゃべりたい？と言った僕に返答）「ヘモグロビンについてとか？」
（ギアNのまま発進しようとして）「全然緊張してないっすよ」
「試験つってもね・・・一回きりだから楽しみたいじゃないですか」
「なんか検定中、雑談とかしていいっすか？」
「マジンガーZとか、格好良いと思いません？」
「ええ〜せっかく古いアニメチョイスしたのに。世代違うんすか？」
「はあ〜鉄腕アトム。そこまでいきますか」
「歌とか隣で歌ってくれると楽なんですけど」
（そんなこと頼まれたの教官人生初めてだ。君は変わってる、という教官の発言に対して）
「自分はごく普通だと思ってますけどね」
始めの発言以外はすべて教官に対してのものですが・・・結局、彼は検定終わるまで、ほとんど一方的に話続け・・・見事、合格しました（俺ってなんだろう・・・一言もしゃべらず運転して、悲しい結果だった俺って・・・）。まあともかく、後部座席で大変楽しませてもらいました。彼みたいに生きてると、人生も楽しくて仕方ないかもしれませんね・・・いや、ほめてますよ？
ただ、心残りは「歌とか隣で歌ってくれると楽なんですけど」といわれた時に、「じゃあ僕歌います」と言えなかったコト。
「じゃあハンドブレーキで坂道発進だからね」
「き〜み〜が〜いたな〜つぅは〜」
「え、あの聞こえないんすけど」
「とおい〜ゆめぇ〜のなか〜ぁ〜」
「だからハンドブレーキで」
「そ〜ら〜に〜きえてぇ〜ったぁ〜」
「え、だから分からんない・・・ていうかうるせえよ！！」
「うちあ〜げ〜は〜なぁびぃ〜」
とか面白いことになっただろうに。まあ、やらないけど。なぜか曲のチョイスは、好きでも嫌いでもないホワイトベリーの「夏祭り」でした。
とにかくまあ、受かったので良しとします。しょうゆさん、アドバイスありがとう。
