十分で分かる「Sigur Ros」講座

なんだか最近コメントがたくさん入ってうれしいです。台風接近中でもここはコメント日和で快晴。これで僕の知らない人も入ってくれるようになると最高なんですけれども。まだまだそれは贅沢かな。とりあえずいろいろコメントしてくれたみんな、ありがとう。


Sigur Rosの新作「Takk...」が明日発売です。Amazonで注文しました。台風だろうがなんだろうが、郵便屋さんには届けて欲しいです。それが、貴方の使命なんだから!!郵政民営化がなんだ・・・と薄っぺらく社会派気どりになってみる。


夏旅行でもSigur Rosの「BA BA TI KI DI DO」を星空の下で見て、凄い良かったとかいったし、フジロックの感想もかなり熱く書きました。でも、よく考えてみると、このブログを読んでくれてる人の大半が「Sigur Rosって何?」状態だと思うんですよ・・・


はい。今から十分で分かる「Sigur Ros」講座やります。
用意するもの・・・ヘッドフォン、(今、貴方が向かいあってる)パソコン


(1)とりあえず、今自分がいる部屋に人がいたら追い出します。家族が「年金は問題だな」「っていうか私は小泉が気に入らないわ」「そんなこというなら、僕はよっぽど堀江のが気に入らないが」とか社会派トークしてると集中できないですから。友達がいる場合、今日は帰ってもらいましょう。


(2)次に、クーラーを調節し、寒すぎず熱すぎない温度に。テレビ、CDコンポなどの音を消す。台風の風の音は、まあ雰囲気としては悪くないのであきらめて。


(3)部屋の電気を消すか、薄暗くする。雰囲気、雰囲気、大事。


(4)深呼吸をする。ちょっと寂しいな・・・ぐらいの気分になる。テンションをさげる。


(5)ココを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択。ヘッドフォンをかけ、音量をできるだけ上げ、じっくり待つ。完了したら、そのファイルを開く(ただ「ココ」をクリックするだけでも可)


(6)聞く。


(7)なんだかよく分からないけれど涙がこぼれてくる。


はい、今のが、僕のSigur Ros好きを決定的にした、Vaka(Untitled #1)という曲のライブヴァージョンです。本当に、冗談抜きに、悲しくもないのに、僕はこの曲を聞いて涙を流しました。「圧倒されて泣く」という初めての経験をしました。「本当に凄い、こんな音楽初めて」「そこまでじゃないけど、なんか良かったかも」などなどポジティブな感想を持った方は、ぜひ一言コメントに。ちなみに他のフリーダウンロード音源はコチラです。そして、次項のその曲の入ったアルバムのReviewをお楽しみください。


「結構面倒くさかったのに別に何も感じなかった」って人は・・・僕のSigur Ros好きを暖かく外から見守ってください。失礼しました。